過去ログ - 電「司令官さんは・・・人じゃないのですね・・・」
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◆DpM/5nZU1E
[saga]
2016/03/25(金) 04:56:52.98 ID:JKnX9ZtU0
白い軍服が太陽に反射して眩しく見え、高級将校の出入りが多い場所
そんな施設に私は赴いていた
周りの視線が痛いのは私が女だからだろうか
そんな視線を避けるように目的地へと急ぐ
横須賀、呉、舞鶴、佐世保に続く大規模鎮守府になった四条鎮守府の司令官として、私に指名がかかったからだ。
理由はおそらく、先の人口深海棲艦討伐作戦の功績という事だろう。
階級は大将となった。
案内窓口らしきところで案内を受け、私は会議室に急ぐ。
そこには新顔が私をいれて三人、古株が三人の計六人が集まっていた。
新顔には呉の友提督、横須賀の提督、そして四条の私だ。
なぜ陸軍の友提督が海軍の重要ポストになれたかは・・・まぁ陸軍のお偉いさんに聞けばわかるのだろう。
今回の議題は人口深海棲艦事件の尻ぬぐいについてだった。
舞鶴と佐世保の司令官はあの人をやり玉に挙げて事態の収拾を図ることを提案した。
しかし横須賀、呉、そして私の三人はあの人に責任能力が無いことを理由に、極秘事項としたうえで箝口令を引くことを提案した。
つまりもみ消そうというわけだ。
以前の私ならば絶対にそんなことはしなかったのだろうが、あの人に毒されてしまったという事だろう。
最終的な判断は元帥閣下がなされるのだが、あの調子なら事件は世間には深海棲艦の新兵器という事になって広まる事だろう。
私は車に乗り、鎮守府への帰路についた。
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