過去ログ - ストライクウィッチーズアサルトホライゾン 砂漠のロングボウ
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2:「ほ〜ねっと。」[saga]
2015/05/16(土) 23:39:57.06 ID:GwW5sOmK0
プロローグ
2015年、東アフリカ―『アフリカを取り戻す』をスローガンに、アフリカ全土で反政府運動が本格化。
現地政府は国連に対し、沿岸地域を脅かしてきた反政府軍と海賊の掃討に協力するように要請した。
NATO加盟国は連合軍の派遣を決定。アフリカ各地で作戦を展開する。しかし、反政府軍の近代化された軍事力と、地の利を生かしたゲリラ作戦により、戦闘は均衝化。長期化の様相をみせてきた―

【西暦2015年.某日 モスクワ.上空】


「シューター1からマジック、まだあるのか?」

赤の広場に展開していた最後のNRF戦車を撃破したシューターはAWACS(早期警戒管制機)のマジックに問う

『いやない。よくやったシューター』

「空軍には請求書を送っておこう、地上部隊のサポートに入る」

『利子もつけて返すよシューター、よくやった』

『すぐに資産家だなディーレイ』

連合軍はマスクワのほとんどを制圧した。空ではパイロット達が冗談を交わしている。
すると

『ウォーウルフ隊、南東に敵機、Tu160ブラックジャック爆撃機が6機だ』

マジックから敵接近の連絡が入る。しかし、先ほどまでの緊迫感は感じない

『交戦を許可する、要撃針路は追って伝える』

『了解』

『リガ2からシューター、前進する抵抗はわずかだ』

「ラジャー」

幸い地上の抵抗はわずかなようだ。シューター1は旋回した

「順調にいってるぞジャック、強襲隊が仕上げに掛かったようだ」

この戦いは勝利した…誰もがそう思っていた。しかし…

『えっボス、あれは何です?』

前席のジャックが何かを目撃した、ディーレイは右前方に視線を向けると、空に一筋の白線が伸びている。

『巡航ミサイル接近!』

誰かが無線で叫んだ直後、あたりが閃光に包まれた。と同時に爆風が襲った、まるで怪物のように空気の迫り来る空気の壁に対しヘリはあまりにも無力だった。バランスを崩し機体制御を失ったヘリが木の葉のように落ちていく。シューターも例外ではなかった。

『うわっ!』

「くっ!」

ヘリはバランスを崩しグルグルと回転し急降下を始めていた、コックピットのあらゆる警告装置が鳴り響く。

「ジャック脱出しろ!」

『キャノピーが開きません!』

爆風を受けた時に歪んだのか、キャノピーはびくともしない

「何とかして不時着する!舌噛むなよ!」

『りょっ、了解!』

「うおおおおおおおおおお!」

『うわっ!』

その後シューター1との交信は途絶えた

『こちらシューター2!シューター1が落ちた!』

『オサー3からマジックへ!オサー3はシューターを確認できない。繰り返す!オサー3はシューターを確認できない!シューターが…堕ちた…』



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