過去ログ - ジュリア「あたしを動かす夢」千早「私を形作る夢」
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32:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 11:02:50.14 ID:UrmBbMIco
千早(一瞬で土砂降りに。辺りに人気はなく、雨が様々な人工物を叩く音に包まれていました)

ジュリア「なあ、チハ、少し歌ってくれないか。弾くからさ」

千早「ええ、いいわよ。誰もいないし」
以下略



33:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 11:03:19.28 ID:UrmBbMIco
ジュリア「なあ、チハは、その……『他人だと怖がる場所』に居ちゃあだめなのか?」

千早「もう、私は、居られない、さっきのはそういう意味なの」

ジュリア「……そうか。じゃあ、あたしはもう少しそこに居ようと思うよ」
以下略



34:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:01:26.32 ID:UrmBbMIco
--- 更に一週間後 ---

ジュリア「なんだ、今週はあんたが来たのか」

P「まずかった?」
以下略



35:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:01:58.57 ID:UrmBbMIco
P「ところで、ここではアコギばかり弾いてたって千早に聞いたけど」

ジュリア「そうそう。今日はエレキなんだ。いつもはアンプとか用意するのがめんどくさくて」

P「そういう気分ってことか」
以下略



36:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:02:39.80 ID:UrmBbMIco
そう、話しかけようとしたが、とてもそんな気にはなれなかった

ジュリアの目はどこか一点を見ているようだったが、その先がわからない。遥か先か一寸先なのか。

その目に既視感を覚えた。駆け出しの頃の千早が唄っているときの目にそっくりだった
以下略



37:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:03:08.75 ID:UrmBbMIco
警官「君!演奏やめて!止めて!」

P(それでもジュリアは止まらない)

P「おい、まずいって!」
以下略



38:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:03:38.58 ID:UrmBbMIco
警官「薬物は無いな、しかしこれは、たばこ……」

P「あんた、ちょっとそれ見せてくれ」

警官「はあ?おい、持って行くな!」
以下略



39:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:04:08.23 ID:UrmBbMIco
P「ほら、たばこ返すよ」

ジュリア「……すり替えたのか」

P「ああ、たまたま自作アンプを持ってたんでね」
以下略



40:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:04:58.94 ID:UrmBbMIco
千早「しかし、アイドルがたばこを吸うのは致命的かと……」

ジュリア「チハ!?」

P「やっぱり来てたか」
以下略



41:名無しNIPPER[saga]
2015/05/17(日) 12:06:20.91 ID:UrmBbMIco
ジュリア「大した話じゃないさ、兄さんはすごいギタリストであたしはそれに憧れてギターを始めた。今じゃ家のいざこざでこのザマだ」

P「……そうか」

ジュリア「たばこはお守りだな。これがあるとギターがうまくなるんだ。思い込みだってわかってるけどさ」
以下略



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