過去ログ - 従姉妹「友君を愛するあまり■■■■を■しちゃった♪」
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43:名無しNIPPER[saga]
2015/05/19(火) 01:22:59.94 ID:6oGSyynB0
『神社の境内』


従姉妹「……という事でね。どう思う、男君?」

男「瞬間移動で消えたんじゃなかったら……。部屋にいないってのは変ですよね……」

演劇部部長「前に男君、風紀委員をクワガタで攻撃したんだよね? その時、逃げられたって言ってたけど、もう少しそれを詳しく思い出してくれる?」

男「……って言っても。本当に突然消えたんで……。瞬間移動じゃないなら、そうですね……空気に変わる能力とか……」

演劇部部長「空気に変わる能力……。少し変則的な変身能力って事かな……?」

男「はい。そういうのなら、瞬間移動みたいに見えるんじゃ……。クワガタでも見つけられませんし」

演劇部部長「うーん……」

従姉妹「でも、それだと、やっぱり焦る理由がないんじゃない?」

演劇部部長「ううん、向こうは私の能力を知っているから……」

従姉妹「ああ、そういう事ね……。確かに空気に変わるのはまずいものね……」


男「……演劇部部長さんの能力って何なんですか? 教えてもらえたら、もう少し推理出来ると思うんですけど……」

演劇部部長「…………」


男「別に言いふらしたりとかはしないですよ。約束します」

演劇部部長「ごめんね、男君。それはまだ秘密にしとくね。男君を信用してないって訳じゃないけど……ごめんね」


男「……そうですか。それなら仕方ないですね」ハァ


従姉妹「でも、空気に変わる能力ってのは――当たりかもしれないわね。それなら全部の辻褄が合うもの」

演劇部部長「そうね……。しまったなあ……。あの時、所構わず能力を使っておけば良かったのに……」ギリッ

従姉妹「……でも、タネが割れたら……私でも演劇部部長でも問題ないわね。男君と女ちゃんは無理だけど……」


女「うん……。もし、そんな能力だったら、私じゃどうしようもない……」

男「俺もだな……。クワガタは気体に攻撃は出来ない」


演劇部部長「探すのも無理、かな……。見つけようがないもの」

従姉妹「ただし、向こうからも攻撃は出来ないってのがあるわ。そこまで怖いものでもないわね」

男「だけど、空気で移動した後に、能力を解除されたらどうしようもないですよ」

女「だよね……うーん」


生徒会長「…………」ボーッ


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