607: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:20:05.40 ID:Fi1CQZeXO
貴音「お疲れ様です、あなた様。荷物、ありがとうございました」
P「はは……そう言ってもらえると、少しは慰めになるよ」
赤羽根殿は砂浜にれじゃーしーとを敷き、そこに座りました。
608: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:22:03.28 ID:Fi1CQZeXO
……とそこへ、響と美希が。
響「貴音、泳がないの?自分久しぶりの海だから、早く泳ぎたいぞ!」
美希「そうだよ、貴音!せっかく来たんだから、いっぱい遊ぶの!」
609: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:24:02.73 ID:Fi1CQZeXO
暑い日差しの中の海は、少し冷たくて気持ちが良いですね。
そもそもわたくしは、海に来たのはこれが初めてなのですが。
貴音「これが……海なのですね」
610: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:26:01.47 ID:Fi1CQZeXO
真「響!クロールであの岩のところまで競争しようよ!」
響「いいね、それ!自分、負けないからな!」
611: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:28:25.55 ID:Fi1CQZeXO
貴音「……む?」
612: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:30:04.97 ID:Fi1CQZeXO
においに導かれるまま、わたくしは歩みを進めます。
そしてたどり着いたのは、まさしく『海の家』でした。
おや、このちらしは?
613: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:32:13.31 ID:Fi1CQZeXO
これは見逃せません、早速注文を……!
貴音「店長殿、この限定・大盛り特製らぁめんとやらを!」
614: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:34:08.29 ID:Fi1CQZeXO
塩味のあっさりとした出汁、細めのすとれーと麺。厚切りの焼豚……。
素晴らしい逸品が、そこにはありました。
箸が止まりません!ああ、幸せです……!
615: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:36:02.13 ID:Fi1CQZeXO
P「ちょっと失礼……やっぱり貴音か」
貴音「おや、あなた様。どうなさったのですか?」
P「どうしたもこうしたもない。目立ちすぎだ」
616: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:38:18.46 ID:Fi1CQZeXO
ーーらぁめんに気を取られて、つい自分の立場を忘れていました。
畏れ多くも、わたくしは人気アイドルの一員。人目を気にしなければならないのは当然です。
貴音「申し訳ございませんでした、あなた様……」
617: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2015/12/29(火) 23:44:33.24 ID:Fi1CQZeXO
まさか年をまたいでしまうとは…もう半年以上書き続けている訳で。
いつも読んで頂いている皆様、「乙」して下さっている皆様に心より感謝申し上げます。
できるだけ早くに終えられるよう努力しますので、もうしばらくお付き合い下さい。
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