717: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:03:13.95 ID:ocFe4vIAO
P「ついに……この日が来たな」
響「そう……だね」
美希「響、緊張してるの?」
718: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:04:28.99 ID:ocFe4vIAO
美希「ミキだって、緊張くらいするの」
美希「でも、それ以上にワクワクの方が大きいってカンジかな」
美希「こういうのって、楽しまなきゃ損だって思うの。あはっ☆」
719: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:05:59.92 ID:ocFe4vIAO
会場はかなり有名な場所であり、控え室や舞台も豪華な作りになっています。
このライブバトル自体も有名なものらしく、『フェアリー』や『ジュピター』以外にも多くの有名アイドルが参加している模様。
これだけの整った環境なのです、『優秀な成績を残せばトップアイドル』、というのもうなずけます。
720: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:07:58.57 ID:ocFe4vIAO
721: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:12:08.52 ID:ocFe4vIAO
扉を開けると、そこには天ヶ瀬 冬馬が立っていました。
冬馬「よっ、邪魔するぜ」
P「お、お前は……!」
722: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:12:52.91 ID:ocFe4vIAO
P「ははは、まあ冗談はさておき」
P「どうしたんだ、いきなりやって来て。また挑発か?」
冬馬「うぐっ……前は悪かったって。今回は激励に来たんだよ」
723: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:14:00.90 ID:ocFe4vIAO
冬馬「お前らはすごいよ。本当にそう思う」
冬馬「全くの無名だった事務所から、全くの無名だったアイドルが13人も出てきて、その全員がトップに王手をかけてるなんてさ」
冬馬「しかもそのアイドル達を育て上げたのは、最近入ったばかりのプロデューサーときてる」
724: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:17:12.32 ID:ocFe4vIAO
冬馬「勝つのは俺達『ジュピター』だ、それは譲らねぇ」
冬馬「だが今日は、来てくれて本当に感謝してる。お互い、全力を尽くそうぜ!」
725: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:18:05.63 ID:ocFe4vIAO
726: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:19:27.72 ID:ocFe4vIAO
……
予行を終え、本番が始まろうとしている頃、わたくし達は舞台袖で待機していました。
727: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/02/02(火) 23:20:44.71 ID:ocFe4vIAO
赤羽根殿も先程まで険しい顔つきを浮かべておられましたが、深呼吸をしたためでしょうか、落ち着きを取り戻しています。
そして彼は腕時計を覗き込んで、わたくし達の方に向き直りました。
P「よし、そろそろ時間だな。円陣でも組もうか」
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