802: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 22:54:43.15 ID:4Lw0e2t7O
貴音「……どうかしましたか?」
響「貴音、目が真っ赤だぞ?もしかして眠れなかったの?」
貴音「ーーええ。昨夜はどうも、寝つきが悪く」
803: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 22:56:36.39 ID:4Lw0e2t7O
響「ーー貴音、もしかして悩みとかあるんじゃない?」
804: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 22:57:33.88 ID:4Lw0e2t7O
貴音「響……」
805: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 22:58:43.04 ID:4Lw0e2t7O
貴音「大丈夫ですよ、心配ありません。大したことではないのです」
響「……本当に?」
貴音「はい」
806: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 22:59:49.98 ID:4Lw0e2t7O
『へへ〜。自分達、親友だもんね!』
807: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 23:01:11.27 ID:4Lw0e2t7O
神様の言う話では、過去が分岐したこの世界とあの世界は、平行世界の関係である……とのことでした。
それならば、同じ人物がそれぞれの世界に一人ずついることとなります。
もちろん……それは響とて例外ではありません。
808: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 23:02:21.01 ID:4Lw0e2t7O
こちらの時間軸へとやって来る前、響(もちろん向こうの響ですが)との連絡はつきませんでした。
電話をしても応答はなく、送っためーるにも返信はなし。
行方も分からず、足取りもつかめない。
809: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 23:03:52.56 ID:4Lw0e2t7O
思い返せば、わたくしはなんということをしていたのでしょうか。
貴音「もしや、わたくしは……!」
自分を『親友』と呼んでくれた『親友』を、わたくしは『見捨てていた』のかもしれません……。
810: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 23:05:07.77 ID:4Lw0e2t7O
わたくしの心の中で固まった、とある決意。
811: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/01(火) 23:06:02.26 ID:4Lw0e2t7O
今回の投稿は以上です。
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