過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼンPart1.5】終
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31: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2015/05/19(火) 23:56:36.68 ID:GlTqoqR60


二条城「………………さすがは“石田治部の影法師”ですわね」ボソッ


石田”「さっきからブツブツと何か呟いているようだが、大丈夫なのか?」

二条城「ええ、私は大丈夫」ニッコリ

二条城「けど、少し緊張したというか、こういった相談事はこれまでなかったことだから、気恥ずかしい感じがして……」フフフ・・・

石田”「そうか」

二条城「あら。そうだわ〜、石田少将」

石田”「まだ何か?」

二条城「今回、あなたの研究に付き合ったお駄賃をいただきたいのだけれど」

石田”「なに? なぜ俺が―――――― 一応、聴いておこう」コホン

二条城「ふふ、素直じゃないけれど、そういうところが素敵よね〜」

二条城「それじゃ、私はこういうのが欲しいのよね〜、はい」サラサラ ――――――紙にお駄賃の内容を書く。

石田”「何を言い出すのかと思えば――――――、」パシッ


―――――お駄賃:大一大万大吉の扇


石田”「!」ピクッ

二条城「ふふ」

石田”「……何のつもりだ?」

石田”「俺が“石田治部の影法師”であることのあてつけか? それでなくても、――――――このご時世、天下泰平への大逆者の旗印だというのに」ムスッ

二条城「今回の相談事の記念によ、石田少将」

二条城「お手製の扇をお作りになるのですから、これぐらいはどうということはありませんわよね?」ニッコリ

石田”「くっ」プイッ

二条城「…………そう、本当にありがとうございました、“影法師”さん」


――――――改めて、天下にとって石田治部がいかなる存在だったのか こうして時を経て 見えてまいりましたわ。



二条城「そして――――――、」チラッ

石田”「……これぐらいのことはやってやらねばならないか? しかたあるまい」ブツブツ

石田”「だが、しかし、それはいいが、よりによってこの俺があんなやつの――――――」ブツブツ・・・

石田”「確かに扇を作るのは大した問題ではないが――――――」アーダノコーダノ・・・ ――――――石田司令の腰には異様に大きいものが下げられていた。

石田”「…………これも1つの縁というやつなのか?」\ ◎ / ――――――そして、腰に下げたものを広げた。

二条城「――――――黄金の九曜紋」


――――――あれこそが石田治部の家紋。





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