14: ◆agif0ROmyg[saga]
2015/05/20(水) 15:50:08.69 ID:ee6XzjKY0
どくどくっと精液が出て、頼子の子宮に注がれているのが分かる。
断続的に跳ねる男性器を女陰が受け止めて、たくさん精液を出せるように撫で擦る。
尿道を吸い上げるように子宮がうねり、精液を啜っているのだろうか。
長く続く絶頂の間、ずっと頼子は俺を抱き、耳元で微かな喘ぎ声を聞かせてくれていた。
「ああ……あ、う……う、ふふ、ふふふっ。
出しちゃいましたね……危ないかもしれないって言ったのに。
妊娠しちゃったら、どうしてくれるんですか?」
余りの事に、言葉が出ない。
下唇を噛む俺を見て、頼子は嗤った。
「聞くまでもありませんか。
もちろん、責任は取ってくれますよね。
あなたは女の子捨てて逃げるような人ではありませんし、そもそも私があなたを逃がしませんよ」
これから俺はどうなってしまうのだろうか。
年下の女の子にいいようにされて、人生を絡めとられるのだろうか。
ぼんやりとした思考を、けたたましいドアの音が遮った。
「頼子さん! 私の香水、返して…… !?」
入ってきたのは文香。
椅子の上で繋がりあった俺たちを見て、息を呑む。
股からどろっと垂れ落ちる精液でスカートとパンツを汚す頼子をキッと睨む。
唇を引き結んで何か言いかけるが、頼子が機先を制した。
「ずるいとか横取りとか言いたいのは分かりますけれども。
でも、こんなもの使って思いを遂げた文香さんに、私を非難する資格があると思いますか?」
小瓶を見せられて、俯く文香。
あれは、文香の言っていた香水は、ただの香水ではなかったのだろうか。
頼子の言葉からすると、まるで媚薬か何かのようだ。
まさかそんな、とは思うが、文香は反論しない。
悲しそうな彼女を見て、頼子は表情を柔らかくした。
「そんなに落ち込まないでください。
何も私は、文香さんから彼を取ろうだなんて思っていません。
私は文香さんの事も、プロデューサーさんと同じくらい好きですからね。
3人で仲良くしませんか。奪い合うより、その方がずっと楽しいはずですよ」
あっけらかんとした口調の割りに、その提案は明らかに異常なものだった。
普通なら、文香と頼子、どちらを選ぶかの選択を迫られるところだろうに。
しかし意外にも文香はこれに抗議しなかった。
確かに文香と頼子は、仕事でも私生活でも仲が良さそうだったが、それにしても。
何か納得がいったような表情で、自分の身体を抱くようにしながらこちらへ歩み寄ってくる。
「仲間外れは寂しいですもんね。いらっしゃい。私とプロデューサーの二人で、昨日よりずっと気持ちよくしてあげます」
深呼吸して、まるで熱病患者のようにふらふらと寄ってくる文香。
立て続けに起こる異常事態に、思わず声を荒げた。
「おい、どうしたんだ文香、お前まで……なんか、おかしいぞ」
「そうですね。私は、もうずっと前から異常だったんだと思います。
あなたのせいですよ、プロデューサーさん。あなたが私に教えてくれたことです」
頼子が文香の手を取り、ぐいっと引き寄せてキスした。
「んっ……! ちゅ、う……! んふふ、あぁむっ……!」
「……!?」
いきなりの接吻、それも同性から。
文香は目を白黒させるが、抵抗には至らない。
26Res/47.88 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。