2: ◆agif0ROmyg[saga]
2015/05/20(水) 15:38:11.29 ID:ee6XzjKY0
文香「(私、鷺沢文香はアイドルです)」
文香「(担当してくれているプロデューサーの意向で、同じくアイドルの古澤頼子さんと組んでお仕事することが、最近増えてきています)」
文香「(頼子さんと私は、年もさほど離れておらず、趣味嗜好も近いところがあるため、仕事以外でも親しくさせてもらっています)」
文香「(そんな頼子さんを、事務所に呼び出しました)」
頼子「それで、文香さん。相談事というのはどういった……?」
文香「実は……その、何分経験のないことなので、うまく言えないのですが」
文香「私……もうずっと、プロデューサーさんのことが気になっていて」
文香「でも、どうしたら良いか分からないんです」
頼子「恋愛相談ですか。私も、別に経験豊富というわけではないのですが……」
文香「頼子さんは、私みたいな人間にも良くしてくれますし」
文香「それに、もし的外れだったら申し訳ないのですが」
文香「頼子さんも、プロデューサーさんのこと、憎からず思っているのでは……ありませんか」
頼子「ふふっ。だったら、どうするんですか? その私にあえて相談を持ち掛けてくるなんて」
文香「……頼子さんは私よりも、プロデューサーさんと組んで長いですし」
文香「多分頼子さんの方が、私より……」
頼子「ああ……そういうことですか」
頼子「何も遠慮なんて要りませんよ。私には私なりのやり方があります。文香さんも、したいようにすればいいんですよ」
文香「? それは、どういう……頼子さんは、あの人のこと……」
頼子「気になりますか? ……でも、秘密です。文香さんにあげられるアドバイスも、特にありませんね」
文香「そんな……」
頼子「何も難しく考えることはありませんよ。やりたいようにして下さい。それできっとうまくいきますから」
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