8: ◆agif0ROmyg[saga]
2015/05/20(水) 15:42:43.01 ID:ee6XzjKY0
「……熱いです、ね。こんな私に興奮してくれましたか」
「文香、ええと、これはだな」
「いえ、いいんです。口約束だけでは不安ですから」
熱病に罹ったような、ふわふわした口調のまま文香が下がる。
机にもたれて両腕を開いて、なんでもないことのように言った。
「……教えてください。どうしたら私は、あなたの物になれますか?」
あの大人しい文香が、仕事場で俺を誘惑している。
首を反らして俺を見上げて、何かを待ち望んでいる。
その光景が余りにも非現実的で、ますます止まれない。
細い胴を掻き抱いて、そのままキスした。
見開かれた眼はとろんとして、なんだか酔っているようにも見える。
文香の舌も唇も火照っている。
小さな口に舌を差し入れると、おずおずと絡み返してくる。
明らかに不慣れな感じだが、それにしてはやけに積極的で、こちらの口内まで舌を伸ばしてくる。
舌の裏をそっと舐めると、ぴくっと震えた。
「ぷは。……んちゅ……はぁ、はぁ」
「すまん、苦しかったか?」
「いえ……なんだか頭がぼうっとして。……キスすると、こんなにされてしまうんですね」
唇を舐めてどちらのものかも分からない唾を飲むと、文香は一層妖しく薫った。
「いい匂いだな……香水か? こんなの持ってたんだな」
「はい。貰い物なんですが……これのおかげで、勇気が出ました。
あんなこと……私一人の力では、絶対に言えませんでしたから」
文香が腰を揺らす。ロングスカートの向こうから水音が響いたような気がして、思わず目線を向ける。
下半身への視線を浴びて、どこか嬉しそうに彼女は言った。
「キス、教えてもらいましたから……次のことも教えてください。
あなたの好きなようにしてください。痛くても構いませんから」
文香はこんな事言える娘だったのか。
こんな風に男を誘える娘だったのか。
溢れそうになった涎を慌てて飲み込む。
スカートを捲り上げると白い太ももが見えて、その意外な引き締まり方に驚く。
更に奥まで手を突っ込むと腰骨に指が当たる。
少し硬い筋肉と薄い皮、余分な肉が無くキュっとくびれたウエスト。
恥ずかしがってあまり見せたがらないが、文香のやや地味な服の下にはこんなに素晴らしい肉体が隠されているのだ。
「……なんだか、手つきがいやらしいですね」
「す、すまん」
「いえ。プロデューサーさんになら、触られても、痴漢されても……」
満員電車に乗る機会があまり無かったらしい文香は、痴漢に会うようなことはほぼ無いと前に言っていた。
しかしアイドルなんだから自分の身を守る術くらいは知っておいたほうが良いだろうと、前に簡単な痴漢撃退法を伝授してやったことがあった。
その俺が、文香に痴漢扱いされている。
彼女の身体を撫で回してはぁはぁ言っている。
禁忌と背徳に首筋の毛が逆立つ。
白く清楚なパンツをずり下ろして、股との間に細く糸を引く粘液を見ると、もう完全に我を忘れた。
「文香……! 本当に、いいんだな……!」
「はい。もう……我慢できないんです。私を、もらってください」
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