過去ログ - 小町「こまちにっき!」八幡「は?」
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129: ◆//lmDzMOyo[sage]
2015/05/23(土) 23:57:37.33 ID:mFi5ZV8Lo
小町「小町は──私は、比企谷八幡さんのことが大好きです」

これが『私』の、本物の気持ち。

小町「八幡さんのちょっと馬鹿なところが好きです。少し気持ち悪いところが好きです。割としょうがないところが好きです」

八幡「えっ」

一度想いを口にすると、思っていたより言葉がすらすらと出ていく。

なんだ、別に言葉を無理に選ぶ必要なんかないじゃん。小町が思っていることを、ただそのまま言えばいい。

小町「結構めんどくさいところが好きです。人間としてどうしようもないところが好きです。小町的にポイント低いところが好きです」

八幡「あ……あの、小町さん?」

ただ普段一緒に暮らしていて、感じていることを並べているだけ。

正直に言って、八幡さんは割とどうしようもなくて、めんどくさくて、そして乙女心が分からない駄目駄目な男の子だ。

ただ、15年も一緒にいるとそれらにも愛着が沸いてくるし──そんな駄目男にも、いいところの1つくらいは見つけられるのだ。

小町「そして、私にすごく優しくしてくれるところが大好きです」

悪いところもいっぱいある、短所もいっぱいある、実は文句も結構ある。

それでも。

それでも私は。

小町「八幡さん、大好きです。私と付き合ってください」

八幡「……」


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