過去ログ - 【艦これ】艦娘「ケッコンカッコカリオコトワリ」 2
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91: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:40:41.41 ID:U2lmlz600
足柄「にしても、走ったわねー」

提督「何で付き合ったかな、俺も」

足柄「まあ、いいじゃない。悪い気分じゃないでしょ」
以下略



92: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:41:20.34 ID:U2lmlz600
横で前後屈をしつつ、足柄がにやりと笑う。
俺を執務室へと引っ張っていった笑いとはいささか質の異なる、語弊無く表せば女性らしからぬ下卑た笑みだ。

足柄「それだけ動けば、やましい気持ちも起こらないでしょ」

以下略



93:名無しNIPPER[sage]
2015/06/08(月) 15:41:29.47 ID:6C2mQG8IO
ケッコンカッコカリじゃなくて本当の結婚がしたいってオチだったりして


94: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:41:55.80 ID:U2lmlz600
足柄「なーんで、丁寧語なのよ」

提督「特に意味はないですが」

足柄「ホラ、それー」
以下略



95: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:42:27.48 ID:U2lmlz600
足柄は相槌を一つ。
整理運動を継続しながら、雲一つない青天井を仰ぎ見て、言う。

足柄「そんなの当然じゃない」

以下略



96: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:42:57.40 ID:U2lmlz600
足柄「そう。強くよ」

何を見ているのか、足柄の横顔には曇りなどないように見える。
が、間違いなく彼女の練度は頭打ちなのだ。
これ以上はどう足掻いたとしても
以下略



97: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:43:24.42 ID:U2lmlz600
そして足柄はこちらに向かってその手を一振りし、

足柄「見てなさい。……撃ェエーっ!」

高らかに叫ぶ。
以下略



98: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:44:04.10 ID:U2lmlz600
そして三発目。
着弾と同時、違和感に気付く。
水柱は形こそ違えど、大きさがほぼ同じだ。

更に四発、五発。
以下略



99: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:44:33.99 ID:U2lmlz600
足柄「艦載機だって、言っちゃえば空母の艤装だし。それと同じようなモンよ」

軽く言うが、足柄は遠隔操作の艤装で今のをやってのけた。
磨いた技術。
それの披露としては申し分ない。
以下略



100: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:45:03.52 ID:U2lmlz600
だからこそ、解せない。

納得がいかない。

提督「だから、それ以上強くなりたいなら」
以下略



101: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/08(月) 15:45:40.59 ID:U2lmlz600
提督「あれの機能は、保障されている。練度の限界を突破できるのは間違いない。なのに、か」

足柄「そんなの知ってるわ。だから、よ。嫌なの」

言って足柄は、視線を天から地に、空から俺に移す。
以下略



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