28:名無しNIPPER[sage saga]
2015/05/21(木) 23:00:50.91 ID:7ApHxlU3o
でも、素の自分がみんなに好まれる性格ではないことを知っているわたしと、なるべく全員に好かれようとするわたしは、それを願うことを許さなかった。
そんなものは存在しないと妥協して、まるで何かを演じているように、ふとした時に冷めた自分を認識するという生活を送ってきた。
こんなわたしでも、まだ、それを夢見ることは許されるだろうか。
わたしもそれが欲しい、見てみたいと勝手に熱くなったわたしは、勢いに任せて葉山先輩に告白をしたけど、それは見えてこなかった。
葉山先輩はわたしのことを見透かしていたし、わたしも葉山先輩自身のことを見ていなかった。
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