過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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264:名無しNIPPER[saga]
2015/05/30(土) 22:21:52.36 ID:zLH8Fe1Go
桐乃「出来たー!」
とある日、アパートにやって来るなり桐乃はそう言った。
京介「お、小説か? 早かったな」
桐乃「読む? 読みたいよね? そこまで言うなら読ませてあげてもいいよ」
京介「どこまでだよ。まあ、読むけどさ」
どれどれ……。
まとめると次のような感じだった。
『城下町チバに住むナンパな遊び人キョーは、天涯孤独の身だと思っていた自分に妹がいると知って、彼女を探す旅に出る事にしました』
『まず酒場で旅の仲間を募ろうとしたキョーですが、無職だと登録できないため無理でした。登録するためには王様に会って許可をもらわないといけません』
『国王ダイスケはとても厳しい人。ナンパなキョーのことを認めてくれません。だからキョーは何ももらわずに、仲間もあきらめて旅に出ることにしました』
『旅はつらいものでしたが、キョーは持ち前のナンパスキルを駆使して、女性ばかりを仲間として加えることに成功します。侍のサーオ、ダンサーのカナ、バードのビディ、アサシンのアヤ。みんな得がたい仲間です』
『長い旅の果て、ついにキョーは妹が囚われている闇の塔にたどりつきました。ちなみに、ここに来るまでに仲間たちはみんな死にました(笑)。でもキョーは遊び人なので気にしません。ひどい男でした』
『塔には悪い魔法使いのブラックキャットが待ち構えていました。邪鬼眼(ダークフォースアイズ)という魔法を使う恐ろしい相手でしたが、キョーは秘められた力を解放して何とか勝ちました。実はキョーは勇者だったのです。だから今まで転職できなかったのです』
『妹姫キリノと感動の再会を果たしたキョーは、そのあまりの美しさに一目ぼれしてしまいます。勇気を出して告白したら、キリノ姫も実はキョーのことが好きだったので、ふたりは結婚して末永く幸せに暮らしました。めでたしめでたし』
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