過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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304:名無しNIPPER[saga]
2015/05/31(日) 15:10:50.96 ID:gKVICfMxo

「今あんたは関係無いんだから黙ってなさい!」

「成程、そう言う事なのね桐乃。貴方、私に嫉妬しているのでしょう。幾ら京介が『この姿をした私』が大好きだからとは言え、妬むのは見当違いよ」

「はあ!? そんなん知るかっ! 大体あんたそれずっと着てるって、つまり何年も成長してないってコト? うっわ」

「……言ってはいけない事を言ってしまったようね」

「ケンカはダメだよ! かなかなちゃん、止めるのを手伝って」

「ほっときゃいーんじゃねーの? いつもの事じゃん」

「いいから! 手伝って!」

「仕方ねーなァ。んじゃま、奥の手でも使うか。二人ともー、ケンカ辞めたら今度京介がすっごいのしてくれるってヨー」

「御免なさい桐乃。向きになり過ぎたわ」

「あたしも言い過ぎたからおあいこにしましょ。ごめんね、黒猫」

 まさに効果覿面。二人は強く握手をし、京介は一人頭を抱えるのであった。

「いやはや、京介氏は愛されてますなあ」

「かなかなちゃん、すっごいのって何?」

「秘密」

「えー、ズルいよー」

 田村の視線がまたぞろ厳しくなりつつあったので、来栖はこれでも必死に誤魔化していた。

「結局、黒いのは何になるのかな。やっぱクーデレ?」

「会話の中身から考えるに、ここは『夜魔の女王』しかありませんな」

「私はそれで構わないわ」

「んじゃけってー。よろしく、夜魔の女王」

「先程は失礼な態度を取りごめんなさい、夜魔の女王」

「貴方たち、やはり私を莫迦にしているのではなくて?」





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