過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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321:1[saga]
2015/06/04(木) 22:13:45.19 ID:usRtPp6lo

 おまけ 恋する秋に桜咲く 編



とある土曜日、黒猫とデートしていた時の出来事だ。

秋葉原で黒猫の買い物に付き合い、流れでゲームセンターに来ていた。

煌びやかな装飾と騒音に包まれたそこで、黒猫がプレイするのはやはり対戦格闘ゲーム。

あいっっかわらず強ぇーー。バッタバッタと対戦相手を薙ぎ倒して行く彼女に、俺は自分の事じゃないのに誇らしさを感じていた。

そんな具合に斜め後ろから黒猫の様子を眺めていた時。

??「はれ? 高坂?」

振り返るとそこには――赤い配管工の姿をした小さなおっさんが。

京介「俺にマリオの知り合いはいねーんだが」

赤い帽子に赤いインナー、青いオーバーオールに白い手袋、そして『付け髭』。どっからどう見ても、誰もがマリオだと言うに決まってる。

??「なっ、何言ってんの? あたしだよ! 櫻井、櫻井秋美!」

自分の顔を指差しながら詰め寄ってくる櫻井。いやまあ、声でなんとなくは分かってたけどさあ。

京介「お前さー、なんでマリオなの?」

櫻井「いやー、家で服を探してたら青いオーバーが見付かって、こりゃマリオになるしかないかなって! 帽子と髭はここに来る途中で買ったんだ」

京介「……そーかい。似合いすぎて今にもマンマミーアって叫び出しそうだよ」

櫻井「にひひ、そう? そう思って貰えるなら嬉しいな!」

言って、片腕を突き上げピョンピョンその場でジャンプする櫻井。



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