過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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56:名無しNIPPER[saga]
2015/05/22(金) 21:25:27.53 ID:VWWrYmzqo
桐乃「さて、このバカは黙ったままだし、どうしよう」
黒猫「貴方、もう少し手加減を覚えた方がいいのではないかしら」
沙織「大体想像は付きますわ。お二人とも本当は気付いていらっしゃるのではないですか?」
桐乃黒猫「……」
沙織「京介さんは気絶したまま。それに復活しても喋ってくれないと思われますので、ここで取るべき手段は一つしかありません」
桐乃「それは?」
沙織「ずばり、家探しでござる!」
黒猫「ふ、我が力を持ってすれば、隠された真実を闇より手繰り寄せるなど赤子の手を捻るようなもの」
桐乃「そういうの良いから。探すわよ!」
沙織「血の跡が残ったシーツ、何かを拭き取った大量のティッシュ、封が切られたコンドームの袋」
黒猫「」
桐乃「」
沙織「思ったよりも生々しかったでござるなー」
黒猫「」
桐乃「」
沙織「いやー、しかし京介氏も隅に置けないでござるな。あれからまだ数日しか経ってないのに、もうここまで進展してるとは」
黒猫「ふ、ふふふ、不潔よ……」
桐乃「京介とあやせが……京介が……あやせに……」
沙織「何にしても目出度いでござるな。恐るべきはエロゲーの持つ力なり」
桐乃「沙織あんた良く冷静でいられるわね」
沙織「拙者これでも花も恥じらう乙女。内心ドキバクでござるが、三人揃って放心してしまうと進行が止まる故」
黒猫「本音を言いなさい」
沙織「今すぐここから逃げ出したいくらいに恥ずかしいですわ……」
桐乃「はぁ、もう起こってしまった事はしょうがない。あたし達が焚き付けた部分もあるし」
黒猫「これもまた運命の理……」
桐乃「親友の門出を祝うしかないっしょ!」
黒猫「そうね、悔しいけれど私は既に環から外れた身。どうしようも無いわ」
沙織「二人とも、ティッシュをクンカクンカしながら言っても格好付かないでござるよ?」
桐乃「それもそうか。使用済みのコンドームを探す方が先よね!」
黒猫「乗ったわ」
沙織「おうふ」
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