過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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7:名無しNIPPER[saga]
2015/05/22(金) 00:30:06.31 ID:VWWrYmzqo

やや気まずい空気を吹き飛ばすかのように、あやせはちょっと声を上げて言った。

あやせ「それじゃ片付けてしまいます。その後お出かけの事を決めましょう!」

京介「待ってくれ、まだ話には続きがあるんだ」

あやせ「?」

京介「真面目な話なのでちゃんと聞いて欲しい」

神妙に語る俺に何かを感じたのか、あやせは浮きかけた腰を落とし正座する。

京介「俺はあやせとキスがしたい。もっと言うと、抱きしめたりイチャイチャしたり」

あやせ「……」

京介「その、セックスもしたい」

顔が熱くなるのが分かる。

京介「さっきあやせが言ってた通り、俺だって男なんだ。彼女がいればエッチな事したいに決まってる」

京介「だけどあやせがとても貞操観念のしっかりした子だっていう事も分かっている、つもりだ」

京介「そこをあえて頼む、俺とエッチしないか?」

あやせ「……」

あやせ「……」

あやせ「お兄さんはさっき約束した事も守れないんですか?」

あやせ「結婚するまでお互いに頑張りましょうって言ったばかりですよね?」

京介「いや、それは一方的に告げられただけで約束とは……」

ああん? と睨まれた。めっちゃ怖いです。

京介「しかし現実問題として、俺はお前にムラムラしている。結婚までこんな状態でずっと我慢していろって言うのか?」

あやせ「はい」

京介「せめて本番なしでも、手とか口とか……」

あやせ「意味が分かりませんけど、とても変態的な事を言われたとは分かります。通報しますよ?」

やべえよ、あやせさん既に目のハイライト消えてるよ。
どうしよう、次の提案したらマジで殺されるかもしれない。

京介「えーーーっと……その、ふ、風俗とか」
あやせ「」

あ、駄目だこれ。一層雰囲気が変わった。俺終わったわ。

あやせ「話というのは以上ですか? ならもういいですよね?」

京介「ア、ハイ」

あやせ「はぁ、お兄さんが変態だというのは分かっていましたけど、ここまでだったなんて」

京介「そうは言うがなあやせ。年頃の男なんてこんなもんだぞ」

あやせ「スケベ」

京介「ごめんなさい」



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