過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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804:名無しNIPPER[saga]
2015/06/25(木) 20:51:47.19 ID:h37r6Bo6o


??「起きろーーーーー!!」

翌朝、怒鳴り声で無理やり覚醒させられた。なんだよ、またリアか? 昨晩も遅くまで卒論作業をしてたから、もちょっと眠らせて欲しいんだけどな。

京介「……あと32分」

??「うっさいさっさと起きろこの変態ロリコン!!」

この口の悪さは桐乃しかいねーな。やれやれ、無視すると五月蠅いから相手しますかね。

目を開くと極限に怒っている時の桐乃の表情が見えた。

京介「おっすオラ京介」

桐乃「ほ、ほーーーっ。随分と余裕ぶっこいてるわね」

京介「なんでそんなにムスッとしてるんだ? 折角の可愛い顔が般若みたいになってるぞ」

桐乃「あたしが可愛いのは自分が一番知ってるから、そんな言葉じゃ騙されないわよ!」

京介「いいや、俺の方が桐乃の可愛さを知ってるね! 怒ってる時も拗ねてる時も笑ってる時も照れてる時もエッチの時も、桐乃が自分じゃ見られない全てを見ているからな!」

桐乃「……そ、そう?」

ちょろい。最近の桐乃は昔じゃ考えられないくらいチョロイン化してた。

京介「ああ、桐乃は可愛い。俺を見ている時の桐乃は更に可愛い。俺に見られている事を知っていてそれに気付かない振りしてる時も可愛い。見つめ合っている時なんてもう堪らなく可愛い。あと可愛い」

桐乃「ふ、ふ〜ん。そっか、京介はあたしよりあたしを可愛いって思ってくれてるんだ。うへへへへ」

京介「そうさ。そんなに可愛いんだから、怒りでその可愛さを消さないでくれ。俺の前でだけでも笑顔でいてくれたら、それだけで俺はご飯三杯は――」

??「うるさいなーもー!」

随分と至近距離からそんな風に怒鳴られた。はて?

桐乃「あっ、そうだった、あやうくごまかされる所だった! 京介、そんな卑怯な手であたしを騙そうたってそうはいかないわよ! あと愛の言葉はまた後でよろしくっ!」

??「もー、キリノもうるさい! せっかくおにいちゃんと一緒に寝てるんだから邪魔しないでっ」

そこにはいつの間に潜り込んだのかリアの姿が。またしても 全 裸 で。その肢体は四年前とは比較にならない女性らしい曲線を描いていた。

京介「なんでお前は裸なんだよーー!!」

こんなベタなエロゲー的展開なんかいらねえよ!




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