過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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2015/06/25(木) 21:05:22.21 ID:h37r6Bo6o
突如海の向こうから襲来してきた黒船は、短い間だったけど俺たちの日常に笑いを絆を与えてくれた。
次にいつ会えるかは分からないけど、それまでに俺も覚悟を決めないとな。
夏至を過ぎ季節はすっかり夏本番。俺たちの関係にも、少しずつ変化が見え始めていたそんな矢先の事だった。
チャイムが鳴ったので玄関を開けたら、なぜかそこにリアが居た。え、リア？
リア「キョウスケおにいちゃん、ニンシンしに来たよっ」
京介「……なんでお前が日本に居んの？」
リア「えー？ だってまだ夏休みだし」
京介「雰囲気的に、次に来るの当分先っぽかったじゃねーか！」
リア「パパとママに話して許してもらったから、またすぐ来れたんだ！」
京介「はえーよ！ あと連絡くれるんじゃなかったのかよ！」
リア「連絡なしで来ないとサプライズにならないじゃん？」
京介「お前はほんと、つくづくテンプレ通りのヤツだな！」
リア「いいじゃん。世界一足が速い高校生、の予定、のワイフなんてどこにもいないよ？」
京介「ああもう、勝手にしろっ」
リア「うん、おっじゃまっしまーす」
弾む足取りで俺の横をすり抜けるリア。しっかり靴を脱いでる所がちょっと可愛い。
リア「キョウスケおにいちゃん、短い間だけど帰るまでに必ずリアをニンシンさせてねっ、約束だよ！」
終
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