過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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863:名無しNIPPER[saga]
2015/06/27(土) 21:39:45.40 ID:cn7o2ZLWo
あやせは未婚のままで出産するつもりでいたらしいが、俺はそれを許さなかった。
親父とあやせの親父さんにはボッコボコにされた。それでも俺はいつもの勢いと大声と覚悟で乗り切り、結婚を認めて貰った。まあ、もう子どもが出来てた訳だし、認めざるを得なかったってのが実際の所だろうけどさ。
そっからは尋常じゃなく忙しかった。就活に手は抜けない。結婚式の準備を進めないといけない。あやせの身体は大事にしないといけない。
その時に、当然のように他の彼女たちが助けてくれた。
桐乃「京介とあやせの問題ってコトは、あたしたちの問題でもあるのよ」
沙織「ですな。水臭い事を言わないで欲しいでござるよ」
黒猫「そうね、素直に頼りなさい。助力は惜しまないわ」
本当に……出来た彼女たちだ。
忙しい中にも良い事はあった。就職活動が実を結び、地元企業の内定が取れたのさ。これで来年からの収入は何とかなるだろう。
結婚費用や出産前後の入院費用については桐乃から提供の打診があったが、俺は親父から借りる事にした。
加奈子「京介、約束したんだから、あやせにやったのと同じくらいの指輪をちゃんとくれよ」
ブリジット「京介さんとのマリッジリングかぁ……早く欲しいな」
麻奈実「わたしは和菓子の中に練り込まないように注意しないといけないかなぁ」
秋美「その点あたしなんてずっと家でゴロゴロしてるから失くす心配ないもんね!」
戸籍上の奥さんはあやせになるが、他の子たちも同様に扱う事をあやせからも要請された。
残り七人分の結婚指輪……いつになったら贈り終わるかな。へっ、先が長すぎて逆に楽しみってもんだぜ。
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