過去ログ - 静「町の背後霊」 -SS速報VIP

過去ログ - 静「町の背後霊」

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223: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/19(土) 23:49:12.51 ID:6kqo/cG10
静「ええ。……あたし今まで、『彼は死んだから背後霊になった』と思ってた。……けど違う。本当は……『彼は背後霊になったから死んだ』のよ。そういう能力。彼の身体は耐えられなかったけど、その魂は……スタンドエネルギーは、形となってあたしに『取り憑いた』……」

ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ　ゴ

『ボクヲミテ……ミテヨォ……ネェ……！！』

以下略

224: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/19(土) 23:52:21.91 ID:6kqo/cG10
静「ごめん、一回電話切るわ」

純『ん。……何か思いついたの？』

静「何も。……ただ、こういった所を捜査するんだったらさ。あたし達よりももっと『適任』がいるでしょ？」

以下略

225: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/19(土) 23:57:39.94 ID:6kqo/cG10
静「双馬の『ペーパー・バック・ライター』よ。アイツの能力を使えば、この現場からウォーケンを追えるかもしれないッ！！」ﾊﾞﾝ

純『！……なるほどね、物質を紙に変えて情報を読む能力ッ！今まではあの殺人鬼、暗がりで顔隠してたけど……告白したすぐ後なのだとしたら、時刻は夕方ッ！その時に鳩無を『矢』で貫き殺したんだとしたら、マジで顔わかるかもッ！』

静「ええ……」

以下略

226: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/20(日) 00:01:42.32 ID:C9gsarlW0
ﾋﾟｯ!

静「……ふう……」

以下略

227: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/20(日) 00:04:31.79 ID:C9gsarlW0
静「何か用？……って、あ。そうか……あたし達、勝手に出て行っちゃったんだっけ。……ゴメン、すぐ戻るからさ……」

委員長「それならいいんだが……こんな所で一体何を？静さん、本気で具合悪そうだったけど、保健室行かなくていいのかい？」

静「あー、大丈夫。具合悪いのはマジだけどさ。ふぁー……すぐ保健室行くわよ、用事済んだら。……っていうか委員長、よくあたしの場所わかったわね……」

以下略

228: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/20(日) 00:06:30.21 ID:C9gsarlW0
ドガッ！！

静「！？ぐっ……！？」

突如、静の後頭部に、

以下略

229: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/20(日) 00:09:48.20 ID:C9gsarlW0
委員長「静さんッ！？大丈夫かいッ！？」

静「い、一体……何……が……？」ﾀﾞｸﾀﾞｸ……

委員長「『植木鉢』だよォ～～ッ！植木鉢が上から降ってきたんだッ！きっと窓際で不安定に育ててたんだッ！ああっ！し、静さん……血だらけだッ！頭から血がッ！！」

以下略

230: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/20(日) 00:12:08.58 ID:C9gsarlW0
『……ボクノコトヲ、ミテホシイ……オキテルアイダジュウ、ズット……ボクノコトヲ、カンガエテ……！！』

ｷﾞﾘﾘｯ……!

静「！！……離れ、ろッ……！こいつ……ハァハァ！……や、やれやれね……！！」ﾑｸｯ

以下略

231: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/09/20(日) 00:14:01.52 ID:C9gsarlW0
静「……こいつとは片を付ける」

バ　ン　！

委員長「！！……」

以下略

232: ◆eUwxvhsdPM[saga sage]
2015/09/20(日) 00:15:20.84 ID:C9gsarlW0
本日はここまでです。

233:名無しNIPPER[sage]
2015/09/20(日) 09:45:41.78 ID:6ERw/JjA0
乙。面白い！

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