過去ログ - 静「町の背後霊」 -SS速報VIP

過去ログ - 静「町の背後霊」

↓ 1- 覧 板 20

274: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:27:57.18 ID:t3svWWwJ0
ォォォォ……

静「……ハァ、ハァ……」

ﾁｭﾝﾁｭﾝ……ﾁﾁﾁ……

275: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:30:36.29 ID:t3svWWwJ0
…………

ｶｧｰｶｧｰ……

静「う～～ん……えっと、たぶんきっと絶対『気のせい』だと思うんだけど。え～～……」

276: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:33:06.87 ID:t3svWWwJ0
静「もう何時間ここウロウロしてんのよ、あたしィ～～ッ……結構寝ちゃったし、もう日も傾いてない？ヤバいわ……マジでヤバい。グレートにヘビーだわ」

ｷｮﾛｷｮﾛ

静「さっきも見たわよね、このポスト。……犬のフンくらいキチッと片付けなさいよね、もう。……んー、もしかしてひょっとすると、マナーのなってない飼い主さんがいっぱいいるとか、そういうのかもしれないけど……踏んづけちゃうようなツイてない人がいっぱいいるとは思えないしィ……」

以下略

277: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:35:27.76 ID:t3svWWwJ0
静「一体帰り道はどっちなのよ――ッ！？」

ﾋｲｰｯ!

以下略

278: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:37:22.76 ID:t3svWWwJ0
静「…………」ﾎﾟｶｰﾝ

「この道をまっすぐ進んだら、オーソンの所に出られるわ」

静「……」

以下略

279: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:39:10.54 ID:t3svWWwJ0
「あなた、静ちゃんでしょ？」

静「えッ！？あ、えっと……そうですけど……何処かで会いしましたっけ？」

「ええ、すごく昔にね。あなたがジョースターさんに抱っこされていた頃の話よ。……仗助くんは元気？」

以下略

280: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:41:40.62 ID:t3svWWwJ0
静「えっと……兄さん達の知り合いの方、ですか？」

「ええ、そう。久しぶりにね……無理を言って帰って来たの。といっても、すぐに戻らないといけないけれど」

静「あ……そうなんですか」

以下略

281: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:44:47.82 ID:t3svWWwJ0
「あなたは『決して後ろを振り返ってはいけない』……これから先、目を背けたくなるような酷い出来事や、逃げ出したくなるような怖い出来事に、あなたは巻き込まれてしまうでしょう。……けれど、この道を通って、今までの『日常』に戻るのなら……あなたは、振り返ってはいけないの。たとえ、背後にどんな恐ろしいものがあったとしても」

静「……」

「……わかる？」

以下略

282: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:47:09.52 ID:t3svWWwJ0
静「ありがとうございました。そのー……えっと、お名前は？」

「いいの、名前なんて。……お兄さんによろしくね？」

静「えっと……はい。伝えておきます」ﾍﾟｺﾘ

以下略

283: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:49:18.31 ID:t3svWWwJ0
「……静ちゃん……あなたには、辛い戦いを押し付ける事になってしまうわね……」

「けど、大丈夫。……あなたの中には、しっかりと宿っているわ」

「かつてこの町のために戦った仗助くん達と同じ……『黄金の精神』が」

以下略

284: ◆eUwxvhsdPM[saga]
2015/10/13(火) 23:50:35.51 ID:t3svWWwJ0
…………

静「……ふはぁ～～ッ！やっと帰ってこれた……って、ん？」

ｶﾞﾔｶﾞﾔｶﾞﾔ……

以下略

302Res/124.17 KB

↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ