過去ログ - 【白猫プロジェクト】シュラ「鬼の理」
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1: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 00:57:12.44 ID:bLoFzRC+o
白猫プロジェクトのSSです

3500万DL記念イベント、一部キャラのネタバレがあるのでご注意を


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2: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 00:59:33.51 ID:bLoFzRC+o
―鬼の棲む島、キサラギの家

シュラ「酒呑の君の件、聞きましたか」パチン

キサラギ「勿論じゃ。人間もなかなかやるもんじゃのう」パチン
以下略



3: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:00:55.89 ID:bLoFzRC+o
シュラ「…詰みですか」

キサラギ「そうじゃな。わらわの勝ちじゃ。

…それにしても今日のお主、やけに手が粗っぽかったぞ」
以下略



4: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:01:54.59 ID:bLoFzRC+o
―飛行島

シュラ(…やはり気晴らしをするならここですね)

キャトラ「あら、シュラじゃない。どうかしたの?」
以下略



5: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:03:43.85 ID:bLoFzRC+o
シュラ「最近どうにも仕事が増えましてね…適当な所で息抜きでもしないとやってられません。

…あなた方、酒呑の君という鬼を知っていますか?」

赤髪「!!」
以下略



6: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:05:31.19 ID:bLoFzRC+o
アイリス「い、一体どうなるんですか?」

シュラ「まず彼の配下達、指導者を失った彼らはより無秩序に人間達へ略奪を行うでしょう」

赤髪「!!」
以下略



7: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:06:37.41 ID:bLoFzRC+o
キャトラ(な、何だか知らない内に大事になっていたみたいね)

アイリス(この事、シズクさんとイサミさんには…)

シュラ「全く、鬼の頭領を討つなんて馬鹿なことをしでかした輩を見つけたら、この手で切り捨ててやりたい気分ですよ」
以下略



8: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:08:35.64 ID:bLoFzRC+o
イサミ「…!! 貴様、蒼の鬼神!!」

シュラ「…ほう、クジョウの島の生き残りですか。まさかこんな所に隠れていたとは」

キャトラ「アンタ達、知り合いなの?」
以下略



9: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:09:50.83 ID:bLoFzRC+o
シズク「…!! 貴様は…!」

シュラ「おや、宗家の方もここにいたのですか。

軽い気晴らしのつもりで来てみたら、とんだ収穫ですね」
以下略



10: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:12:01.10 ID:bLoFzRC+o
シュラ「お止めなさい。今あなた達と戦うつもりはありません」

シズク「なっ…!」

シュラ「この飛行島は、どの国の干渉も受けない中立地帯。
以下略



11: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:13:25.58 ID:bLoFzRC+o
シュラ「一族最後の生き残り、何も守るべきものの無いあなた方の行動で、家族をや愛する人のいる鬼や人間が大勢死んでいくというのは、何とも皮肉ですね」

キャトラ「やめてよ!シュラ、アンタの言ってることは正しいのかもしれないけど、二人だってこれまでさんざん苦しい思いをしてきたのよ!」

イサミ「我々のせいで…戦争に…」
以下略



12: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:15:21.14 ID:bLoFzRC+o
シュラ「頭領の敵を討てたというなら、彼の配下だった者達の暴動は一時的に治まるでしょう。

好戦派の長老の意気を削ぐこともできます。

その間に上手く手を回せば、戦争を回避できる確率はかなり下がるはずです」
以下略



13: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:17:53.22 ID:bLoFzRC+o
シュラ「しかし、その様子ではこの場で話を進めるという訳にもいかないようですね。

…ではこうしましょう。あなた方にチャンスを差し上げます」

イサミ「チャンスだと?」
以下略



14: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:19:54.90 ID:bLoFzRC+o
キャトラ「何でよ!コイツは関係ないでしょ!」

シュラ「そんなことはありません。彼はこの島の主ですから。

どのような結末になるかは分かりませんが、公正に結果を見届ける者は必要でしょう」
以下略



15: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:21:22.55 ID:bLoFzRC+o
シュラ「では私はこれで。バロン殿の所へ行ってきます」

キャトラ「ちょっと、待ちなさい!…って、もう行っちゃった」

アイリス「私達、どうしたらいいのかな…」
以下略



16: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:24:11.91 ID:bLoFzRC+o
―夜

イサミ「少しは落ち着いたか?」

シズク「…ええ。済まない、また迷惑をかけてしまった」
以下略



17: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:28:52.19 ID:bLoFzRC+o
シズク「もし、私の首で事態を収められるというのなら、私は…」

イサミ「滅多な事を言うな!!」

シズク「イサミ…」
以下略



18: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:30:25.07 ID:bLoFzRC+o
イサミ「私がいる」

シズク「…!!」

イサミ「世界中の人も鬼も我らの敵になろうとも、私はお前の味方であり続ける。絶対にだ」
以下略



19: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:32:19.89 ID:bLoFzRC+o
シズク「こうして共に酒を飲むのは何度目になるだろうな?」

イサミ「さあ、忘れてしまったな」

シズク「…蒼の鬼神から逃げ切れるだろうか?」
以下略



20: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:34:30.11 ID:bLoFzRC+o
―翌日、辰の刻、空き地

シュラ「…来ましたか」

赤髪「!!」
以下略



21: ◆DuyivD/nV.[saga]
2015/05/23(土) 01:37:11.88 ID:bLoFzRC+o
シュラ「何を言い出すかと思えば…無理に決まっているじゃないですか」

イサミ「お前は私達に何も守るものが無いと言ったな。

だが、私にはある。それは、シズクの未来だ!
以下略



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