過去ログ - 彼の幸せとそのかたち
1- 20
3: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/05/23(土) 17:28:08.46 ID:WT24WuKIo

 彼はそれから都市につく。
 広々とした道にあふれる人、人、人。
 満ちる活気と熱気と声。
 長い旅路に疲れていたが、彼の目だけは輝いた。

「今でこそなんてことない風景も、そんときゃ別世界に見えていた。
ここが俺の新天地、俺はこっから成り上がる、とかそんなこと。
笑えるだろう小汚ねえチビのガキが分不相応な夢抱くんだ。
だが馬鹿は自分の馬鹿に気づかねえ。だから一生馬鹿ってこった」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
31Res/12.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice