7: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/05/23(土) 17:48:33.92 ID:WT24WuKIo
とはいえ彼女はしっかり者だった。
遊ぶことなく、誘いに乗らず。
強引な輩は酒場のマスターたる父親が、優しく丁寧にひねりつぶした。
「俺も一度声をかけた。つっても大したもんじゃない。
冗談めかして、ちょっとヤらせてくれません? 彼女の返事は『いくら出す?』
これはまさか、と慎重に頭で手持ちを数えるうちに彼女は笑って手をひらひらさせた。
『即答できるようになったらまたおいで』」
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