過去ログ - P「理想のプロデューサー」 真美「5だよ→!」
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11:雨雪 東吾 ◆66FsS2TZ4lNJ[saga sage]
2015/05/23(土) 21:38:08.86 ID:06+duKV60
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伊織「ちょっと律子! 私聞いてないんだけど!」

律子「ま、ちょっとしたサプライズってことで」

伊織「大事なことなんだから早く言いなさいよ!」

亜美「まあまあいおりん。ドードー」

伊織「あんたたちも黙ってないでさっさと行ってくれればよかったのに!」

あずさ「ごめんね。パーティーの邪魔しちゃ悪いと思って。あ、そうだ、伊織ちゃん。誕生日おめでとう。はいこれプレゼント」

伊織「っ! ・・・ありがとう。別にいいのに」

律子「同じメンバーなんだから当たり前でしょ。はい、私からも」

亜美「亜美からも、カチューシャ! これで新でこちゃんに進化するのだ!」

伊織「でこちゃん言うな!」

春香「まあまあ伊織。折角のプレゼントだから。じゃあ私からも」

真「僕も持ってきたんだよね〜。へへっ」

雪歩「あ、私も・・・」

どんどんと水瀬の周りに人が集まっていく。

憎まれ口を叩き、怒りに顔を染めても、最後には笑顔になる。

素晴らしいことだ。

年もタイプも違う女がこんなに集まれば、諍いや、喧嘩が起こったり、馬の合わない相手という者はどうしても存在してしまう。

だがここにそういったことはない。

多少の喧嘩はあるものの、最終的には仲直りをする。

それこそが、この子たちがアイドルの資質があるという理由の一つなのだろう。

いや、こういう子たちだからこそ、高木社長はスカウトをかけたに違いない。

舞台上で、テレビの前で、スタジオで、ありとあらゆる場所で偽らず、素ですごす。

それでいて、それが魅力的である。

そんなアイドルしか、トップに立つことはできないだろうから。

P「俺も一応。ほら」

伊織「・・・ありがとう」

春香「私もらってないんですけど!」

P「俺の入社前なんだから無茶言うな」

亜美「次は亜美たちの誕生日ですな」

真美「もちすっごいプレゼントくれるんだよね?」

P「それはお前ら次第だ」

やいのやいのとこれからも喧騒は続く。

でもこれは不安定なもの。

それを保たせていくのもプロデューサーの仕事だろ。


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