過去ログ - 鳥海「司令官さんが木曾さんを冷遇している?」
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40: ◆xedeaV4uNo[saga]
2015/06/06(土) 12:04:03.23 ID:Fe+HFK8E0


提督「暁、戦闘の推移と行動の理由を説明してみるんだ」

暁「へ? えと?」

提督「なんだ、それなら響に頼もうか?」

響「ん」

提督「レディーというのはもっと目端が利くと思っていたが、見込み違いだったかな」

暁「ちょーっと待ったぁ! できないなんて言ってないんだから! レディーにお任せよ!」

 ぷんすかと言わんばかりに小さな体で胸を張る。これが居眠りの後でなければ様になってたかもしれないのに。

提督「くくく……よく言った。負けん気が強いのはいいことだ」

暁「ねえ、司令官。目端が利くって何?」

提督「……辞書を届けさせる。レディーの嗜みだ」

暁「さすがは司令官ね! レディーが分かってるわ!」

提督「おほめにあずかりきょうえつしごく。いいから説明してくれ」

 司令官さんの目が泳いでる。
 それに気づいた様子もなく暁さんは説明を始めるけど……結論から言うと暁さんの説明はすごく分かりにくかった。というか状況が分かってないから説明できない、というのが正解。
 響さん、時には木曾さんにも話を振って概要だけは伝え切れた形にはなったけど、暁さんは木曾さんの指示で動いてただけで、どうして指示の通りに動くのかという部分にまで頭が踏み込めてない。

提督「最初にへ級を叩いたのはどうしてだ?」

暁「大きくて生意気そうだったからよ!」

提督「そうか。くくく……まあ主力艦だもんな。そう見えなくもないのかもしれないが、どうも今ここに必要なのは学校と教師みたいだな」

 司令官さんの感想は本音なのか冗談なのかはっきりしませんが、あながち冗談でも言ったわけでもなさそうな。

提督「へ級を叩いたのは最初に火力の充実してる主力艦を潰した方が楽に戦えるからだ。それに相手が旗艦なら指揮系統も乱せるかもしれない」




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