過去ログ - 鳥海「司令官さんが木曾さんを冷遇している?」
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◆xedeaV4uNo
[saga]
2015/05/23(土) 23:05:59.51 ID:vIcS5yts0
静かに過ぎた前日と打って変わって、今日は午前中から慌ただしくなった。
それもこれも領海内で深海棲艦の艦隊が発見され、私にも招集がかけられたために。
作戦室に入ると、高雄姉さんが部屋の中央にある台に周辺海域の海図を広げ、その上に敵艦隊を示す赤い駒を置いていました。
奥の方で司令官さんが無線を扱ってる妖精さんと何かやり取りしてるみたい。
司令官さんは外見にあまり特徴のない方で、強いて言うなら二十代の男性で背はあまり高くないと言ったところでしょうか。
普段から夏服である白い二種軍衣を身に着けていますが、司令官さんの場合は公の場に出る時以外は冬でも同じ服装のままで通しています。
なんでも二種軍衣しか支給されてこなかったとか。どこまで本当かは分からないけど、ちょっと脚色が入ってるような気が。
そういえば姉たちに倣って呼び方を提督に改めた方がいいのかもしれませんが、一度ついた習慣を直すのはなかなか難しいもので。
司令官さんのほうも呼び方は気にしてないみたいで、曙さん相手にも笑って流す辺りは実は感心してます。
作戦室には先に何人か来ていたけど駆逐艦の子たちの顔触れが目立つ。
主力といえる一航戦の二人や金剛さんたち高速戦艦の人たちは見当たらない。
鳥海「あ……」
何気なく入り口を見ていたら木曾さんが入ってきて、昨日の姉さんとのやり取りを思い出しました。
決まりが悪くて視線を逸らしてしまう。
程なくして司令官さんがこちらにやってきます。
提督「くくく……全員揃ったな。伝達にやった妖精から聞いたとは思うが、深海棲艦の一群が近海で発見された」
司令官さんが海図を叩く。駒の位置はここから東方。今から出撃すれば、どんなに遅くとも一六○○には接触できそうな位置。
提督「今も陸上機が張りついてくれてるお陰で敵艦隊の位置と編成は判明している。へ級軽巡が二隻、ロ級駆逐艦が四隻、いずれも通常の艦種で敵航空戦力は確認できず。迷って出たか偵察行動かは分からないが脅威としては小さい」
なんで主力の人たちがいないのか分かった。主力を当てるまでもない敵戦力だからだ。
加賀さんの言葉を借りるなら鎧袖一触。一方的に排除できるはずです。
提督「そこで鳥海を旗艦、二番艦を木曾とし以下暁、響、潮、島風の邀撃艦隊でこれを撃破殲滅する。ただ敵の狙いがはっきりしないので飛鷹を旗艦とし球磨、初霜、初春、子日、若葉の後続艦隊も後詰めを兼ねて哨戒に務めてもらう。何か質問は?」
……私が旗艦?
それなりに出撃はこなしてるし何度かMVPに選ばれたこともあるけど、旗艦に抜擢されたのは初めてだった。
艦隊指揮。それは胸の踊るような高揚と同時に、後ろ向きになりたくなる重圧も感じた。
それに駆逐艦たちの組み合わせも気になってしまう。
鳥海「よろしいですか、司令官さん」
心なしか、自分の声がいつもより硬く聞こえてきた。
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