過去ログ - 【東方】魂魄妖夢の台詞の話 -SS速報VIP

過去ログ - 【東方】魂魄妖夢の台詞の話

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1: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 18:51:41.33 ID:snJQjUOY0
注意

主は初投稿ゆえ、至らぬところが多々ありますが、温かい目で見守っていただけると幸いです。

東方projectについての独自解釈が存在するので、苦手な方はブラウザバック推奨です。

それでは始めたいと思います。

SSWiki : ss.vip2ch.com

2: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 18:53:05.01 ID:snJQjUOY0

彼女、白玉楼の庭師兼剣術指南役である魂魄妖夢は目をつぶり、意識を自らの得物と目の前の竹に集中させる。

刹那、彼女は背中の得物―楼観剣を横に一閃。一瞬にして目の前の竹をまっぷたつにする。

以下略

3: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 18:54:24.23 ID:snJQjUOY0
「え、決め台詞…ですか？」

「そうそう、ほら前に言ってたじゃない。斬れぬものなどナントカって」

「…それは」

以下略

4: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 19:03:19.91 ID:snJQjUOY0
そう早口で言うと、妖夢は息をすぅっと吸い込む。そして
「斬れぬものなど、あんまり無い！」
…………しばし訪れる沈黙。
まるで子を見守る親のようにニコニコと妖夢を見つめる幽々子。
「あーっ！だから言いたくなかったんですよ！！」

以下略

5:名無しNIPPER[sage]
2015/05/24(日) 19:18:19.11 ID:vQ30UQcFO
＼
　￣ヽ、　　　_ノ
　　　　｀'ｰ '´
　　　　　　○
　　　　　　　Ｏ　　　　　　と思うハゲであった

以下略

6: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 19:27:36.63 ID:snJQjUOY0
「幽々子様…あんまりからかうのはよしてください…」
「ふふふっ……ねぇ妖夢、少しお茶にしない？」
どうにかこの場から離れて体勢を立て直したかった妖夢は
「…そうですね、そうしましょう」
と答え、いつもより素早い動きで台所に引っ込む。

以下略

7: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 19:29:00.83 ID:snJQjUOY0
「…ねぇ妖夢」
「はい、なんでしょう？幽々子様」
「貴女のさっきの決め台詞…」
口に含んでいたお茶を盛大に吹き出し、むせ返る妖夢。
「もう、汚いわねぇ…」

以下略

8: ◆elqGmND3Pw[saga]
2015/05/24(日) 19:30:11.18 ID:snJQjUOY0
「まだその話を続けるんですか…？まあいいですよ…」
と妖夢は軽くため息をはく。
「本当は、私と楼観剣に斬れないものなんてないんですよ。鉄はおろか、ダイヤモンドだって斬れますし、形の無いもの…炎や水、実体の無いもの…霊魂や気といったものだって…。でも、昔お師匠様に言われたんです。『妖夢よ、鞘を持て。でなければ皆全てを斬り捨ててしまう』って…」
幽々子は微笑をたたえ、黙って聞いている。

9:名無しNIPPER[sage]
2015/05/24(日) 19:30:44.34 ID:a1VeenR9o
地の文が混ざった文章でも時々開業入れると見やすいかも

期待

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