4:名無しNIPPER[sage]
2015/05/24(日) 21:43:01.11 ID:Z0Jxy1SDO
そうして、相撲が突っ張りをするかのように、裕子は手を伸ばして平手をみくに向けた。
「むむむー」
裕子は目をつむり、みくに何かを送るような体勢をとった。
部屋から音が去り、外から小鳥の囀ずりが聞こえるだけになった。
しばらくそのままではあったがみくは何の変化も感じなかった。不安も恐怖も、杞憂だったか。
「裕子チャン、なにも起きないにゃ」
「あうう……また失敗しちゃいましたか……今度こそ成功すると思ったのに……
エスパーユッコ、もっとサイキックの修行をですね!」
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