2:名無しNIPPER[sage]
2015/05/25(月) 00:07:02.87 ID:DIAM9wVlO
硝子の向こうに燦然とする数多の光。
彼女の深紅の瞳は優しい目で街の光を眺めていた。
「豊音」
口惜しいがその横顔を見つめるのをやめて話しかけた。
「ん?」
「楽しい?」
「ちょー楽しいよー」
満面の笑みを浮かべる彼女。
私もつられて口元が緩む。
豊音の笑顔は人を幸せにする。
私も幸せになる。
もしこの試合に負けてしまったとしたら、豊音は笑ってくれるだろうか。
ネガティヴな思考がふとよぎった。
10Res/4.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。