3: ◆Q/gHCx26bc
2015/05/25(月) 00:30:46.70 ID:Q8siWIXA0
紆余曲折あってアイドルユニット「*」として活動することになったのは、
梅雨と夏の狭間の日差しが強くなっていったころだった。
ユニットとしての初仕事を終えた日、みくは引きつった声で両親に電話していた。
具体的にどんな風な話をしたかは良く覚えていない。
初仕事のこと、その経緯、彼女達のプロデューサーのこと、とにかくたくさん。
そんな支離滅裂になりそうな通話の向こう側にあった涙をみくははっきり感じ取っていた。
もっと気の利いた言葉はなかったかな、と少しだけ後悔した。
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