過去ログ - 照「明日もし、あなたか私が壊れても」
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9:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 00:51:29.61 ID:gts+G51j0


宮永母「おやつよー!みんな、食べなさーい」

照・咲・みなも「「「はーい!」」」


母の呼ぶ声に促され、私たちはお菓子が用意されたリビングへ向かう。

その日は、いつもなら誰よりも早くそこへ向かうはずのみなもの足取りが重かった。


咲「あれ、みなもちゃん…。足引きずってるけど…どうしたの?」

みなも「うーん、何か痛むって言うか…」

照「………調子に乗って、さっき11本も積んだから疲れたんでしょ…」

みなも「いや!何ていうか…上がれる気しかしなかったから…」

みなも「咲も咲だよー。あの5本場の時とか、私を止められたんじゃない?」

みなも「手配構成が三面張待ちのターツ二つ+安牌だったでしょ?あそこはさぁ…」

咲「あ、あははは…」


咲は最近連対に絡むことが少なくなった。

恐らく、私の不機嫌の原因に気付いているのだろう。能力も使わず、手を抜いているのだ。

でもさ、それって要するに私に対して哀れんでるのと同類でしょう?

上から目線でお情けをくれているんでしょ?

そんなの、許せない。許せないよ。


おやつを挟んだ小休止の後、再び私たちは麻雀を行った。

快調に上がり続けるみなもと、落ち着かない様子の咲と、イライラを募らせる私。

三者三様の中、その日の麻雀は終わった。

みなもがその日積んだ本場の数は、実に35本。

その日の上がりの8割は、みなもによる物と言って良い。


帰る時、更にみなもは足を引きずっていた。



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