過去ログ - 【安価】剣術師「この剣が斬れないのは君だけだった───── 」
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51:名無しNIPPER[saga]
2015/06/02(火) 22:16:39.37 ID:zLTUg/4xO

───── ノルド村・中央広場 ─────



剣術師(……静か、だな)

剣術師(ここが何処か、詳しい事は分からないが……もう『魔女を狩る理由』も無くなった)

剣術師(………)


【ノルド村の中央にあった広場に、俺はゆっくりと歩きながら向かう】

【もう起きている者はいないのだろう、村の殆どは夜闇に包まれていた】

【そしてその中央広場は、一本の大木を中心にして周囲に露店らしきモノの片付けた跡があった】

【それら日常の名残を感じながら、夜風に吹かれた木の葉が数枚落ちてくるのを俺は眺める】


剣術師(……そう言えば、この近辺にいる魔女を呼んだのだったな)

剣術師(『加減』をしておくか)


【………意識を、俺は研ぎ澄ませる】

【魔女を前にした時のように】

【魔女を殺すその一瞬に至る、あのドロドロした熱湯の中に入ったような……恐ろしい感覚に】



剣術師(………)



───── 『散り行く結末』を斬って下さい ─────



『葉』  『木の葉』  『紅葉』

『雪』  『紅い雨』  『人間』



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