106:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 21:04:46.59 ID:GtDeTynyo
憩「うんうん、その方がええよ〜」
その隣では、シートの持ち主白衣の天使、荒川憩が笑顔を浮かべて座っていた。
いつもニコニコあなたの隣で牌寄るポン、ロン。
献身的な介護能力は大阪一であり、憩がいるからこそ、洋榎はガンガン前に出られる。
……いや、憩がいなくてもきっと洋榎は前に出る。だが、いざという時に安心だ。
怜「ん。けど……あんたはここにいてええの?」
??「…………ダルい……」
ニコニコ笑顔の憩の隣で寝転寝転(ねころねころ)しているのは、宮守女子の小瀬川白望。
やる時はやるけどいつもダルい。
そのバイオリズムは激しく波打ち、揺らぐ曲線は眉毛以上。
ここまで来てくれただけでも感謝するべきなのかもしれない。
怜「……ダルいんならしゃあないんかなぁ……?ま、ええわ。それで……」チラ
豊音「」
怜「……なんであんたは戦わへんの?」
豊音「えー?クリア条件は対面をトビ?ちょーむずかしいよー」ピコピコ
怜(…………ゲームに夢中になっとる……全然聞いてへん)
白望の隣に座っているのは、姉帯豊音。
敵をも強化してしまう能力の持ち主。
そのため留守番を命じられ、電池抜きのゲームボーイアドバンスを渡されていたが、
携帯ゲームなら出先でやれることに気付き、ゲームをプレイしながら白望や塞のあとを追いかけてきた。
トシ曰く、
『やれやれ』
だそうだ。
怜「…………」
憩「…………」
白望「…………」
豊音「…………」
眼前では激戦が繰り広げられているが、このシートの上は平和そのもの。
コホコホ、ニコニコ、寝転寝転、ピコピコ………なんと静かなオーケストラ。
白望「……あの……」
怜「?」
白望「……敵がこっちに来たら……ちゃんと戦う……けど、ほら……あれ」
怜「?」チラ
純代「おおおお!!」
458兵たち「うぎゃーー!!」バタバタバタ..
白望「……あの様子だと、助っ人いるかな……って感じ」
怜「……確かに……」
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