160:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 22:04:20.68 ID:GtDeTynyo
界(あの日、あんたに出会った時から照が生まれるまでリリーブライドに所属していた俺にとって、あんたは常に輝いていた)
界(百合業界を陰から支え、百合作家を見出し、ふたなりにも温かい目を向けてくれた…………俺は生涯の師に出会えたと……信じていた!)
界(それが……)
恵「…………」
界(その答えが…………パンモロなのかああああ!!!!)ギリリ..
晴絵「……し、師匠……落ち着いてください」
界「…………っ」ハッ
―――恵『落ち着け少年。我慢汁が垂れている。ふたなりであろうと清楚を失うな』
―――界『す、すいません……』
界「………………」
界(そうだった……よく師匠に注意されたな……『戦闘時に必要なのは冷静であること。そしてふたなりのホウレンソウ―――包茎、連続射精、早漏―――を守ることだ』って……)
界(ひとまず呼吸を整えるんだ)スゥー-..ハー..スゥー..ハァァ..
界「…………」
界(……少し落ち着いた)
晴絵「師匠……」
界「ああ、大丈夫だ。ありがとな」
界(アッカドーンのおかげで冷静さを取り戻せた。そして、気付いた……いや思い出したことがある。それは……)
恵「…………」
界(師匠が俺に亀頭を向けたからといって、裏切ったと安易に決め付けてしまうのはよくない。言葉では458プロについたと言っていても、本心が同じとは限らない。何かの作戦なのかもしれねぇ)
界(それに……考えたくねぇけど、師匠より強い人間がいて、そいつによって操られてるのかもしれない)
界(!そういえば、龍門渕さんところの執事が458プロ側に寝返ったと言ってたな………裏切るはずのない人間が同時に裏切った…………偶然とは思えねぇ)
晴絵「ああっ!」
界「!どうした?」
晴絵「…………あの人のスカートのポケット部分を見てください」
界「ん?あれは……っ!」
晴絵「星の形のキーホルダー。瑞原プロのグッズです」
界「それをどうして師匠が?…………はっ、そうか!」
界(愛宕雅枝を虜にしたという瑞原はやり!彼女が何かしらの能力を使い、師匠を操っているということか!)
恵「もういいかね?」
界「っ……」ハッ!
恵「…………君が動かないのなら……こちらから動くとしよう」グゴゴゴゴゴゴ..
界「!」
界(な……なんだこの力は……!?)
晴絵「!!?」
恵「がああああああああああああああ……!!」
界(常に師匠から発せられていた百合の波動が……みるみる薄れていく……)
625Res/1171.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。