37:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 19:43:58.63 ID:GtDeTynyo
和母「あなた?今日も子作りに励みましょう?」
恵(……くだらん。姿形を真似ただけの張りぼてでは私を騙すことはできない)
和母「昨日はマーキュリーだったから、今日はジュピターよね?ほら、早く着替えて?」
恵「な…………なんで知っている!!!!!!!」
先ほどまでの冷静さが嘘のように声を荒げる恵。
何故なら、たった今、和の母の口から発せられた言葉……それは夫婦間のみで交わされた会話だからであり、他の人間が知る由もないからだ。
この会話を説明すると、百合を愛するが故に男として妻を抱くことに疑問を抱いていた恵は、子作りに消極的であった。
しかし妻は子供を欲しがっており、両親も孫を望んでいた。
そんな周りの気持ちに触れ、子供を作ろうと決意する恵だったが、男の自分が女性を抱くということに違和感があるため、
腰の動きもぎこちなく、そして何よりち○ぽが大人しい。さざ波のようだった。
一体どうすればいいんだ。何か方法は無いか?
仕事中、バスタイム、パック剥がし時。恵は常に子作り対策について知恵を振り絞り続け……ある結論に達した。
その答えとは、
『妻と2人でセーラームーンのコスプレをして、女性同士として子作りをする』というものだった。
一流大学を卒業した恵が出した答えということもあり、両者合意の上で、それなりの金額をかけてセーラー戦士たちの衣装一式――テロテロの薄い生地ではなくしっかりした作り――を揃えて子作りを行ったのだ。
そして結果がどうなったかというと、大成功。
ちなみに和は、恵がウラヌス、和母がネプチューンの時にできた子である―――。
恵(ありえん……妻以外が知るはずが……)
セーラー戦士的子作りに関しては、当然誰にも話したことはない。
同僚、仕事の依頼人、バーのマスター、親戚であってもだ。
恵(では何故……!?本物の妻は今仕事中……目の前にいるのは偽物であることは間違いないのだが……どうなっている……?)キッ!
仕組みを見抜こうと、和の母をギロロと睨み付ける恵。
しかしおかしな点は見当たらない。
和母「…ぁ…ね……」
恵「ん?」
和母「」スゥーッ
恵(!姿が消えていく………………完全に消えた)
恵「……………………!」
恵(あの2人がいない……どころか、私が倒した子たちの姿もない)キョロキョロ
恵「…………今日のところは様子見だった、というわけか……」
恵(……ならばいずれ本気で潰しにくるのだろうな……)
確信に近いその予感に、
恵はキ○タマの裏が痒くなるのを感じた―――。
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