380:名無しNIPPER[saga]
2015/05/26(火) 02:46:29.31 ID:5Odf4h8ko
純代「…………」
純代(思い出した……)
純代(あの時は結局うやむやになったし、そのあと考えることもなかったけど……)
貴子『つうかよ、お前の一番好きな妄想はスカだったか?』
貴子『楽だから、強いからって頼りすぎなだけじゃねェのか?』
純代「………………」
純代(そうだ……)
純代(私には一番肝心なところが抜けていた)
純代(どんな妄想が好きか……そんな大事なことを忘れてた)
純代(私は……『可愛い子が快楽に溺れるところ』が大好きだった)
ヒンヤリ廊下に寝そべりながら、純代は思い出した。
以前に照と戦った際に自分が言ったセリフを。
『でも私は……ただ相手を制するのではなく………色々な表情が見たい』
『………快感に溺れたり………とてもいやらしい気分になっている時の表情が………たまらなく好きなんです』
『だから、できることなら………全員快楽責めの妄想で倒したかった』
それは初めて敗北したからこそ出た素直な言葉であり、まぎれもない本音だった。
純代(それなのに……私は強さを求め、スカに固執してしまった)
〔リリース(Lilys×Release)〕を会得する時に、妄想上の美穂子にスカを認めてもらうという流れになったことも原因の1つだろう。
美穂子がいいならスカでいこう。
キャプテン信仰が邪魔をしてしまっていたのだ。
純代(……本来の私……宮永さんに負けるまでの私は常に妄想していた。擬人化とかスカもあったけど、基本は快楽責めの妄想だった)
純代(言葉を発さず、周りを観察し、仲良さげな女子たちでストーリーを作る……そんな毎日を何年も繰り返していたのに……たった一度の敗北でスカ専門みたいになるなんて……周りに流されすぎた)フフ
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