57:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 20:10:29.68 ID:GtDeTynyo
豊音「よぉーし!次は私だねっ!」
塞「え……あの……豊音は……大丈夫じゃない?」
豊音「え……」ジワ
塞「あ……」
豊音「また……私……仲間はずれ…?」ジワワ
塞「し、シロから言ってよ」チラ
白望「……………やだ」フィッ
塞「ちょ、ずるいって!」
豊音「この前……リリーブライドが危ないって聞いて、私も戦おうって意気込んだのに……決戦の日を教えてくれなくて……置いてけぼりで……」グス
塞「う……」
豊音「私だって……百合妄想士なのに〜」ウワーン!
塞「で、でもさ……豊音の力は戦闘向きじゃないでしょ?だから無理に戦わせるのは悪いと思ったのよ」
豊音「だったら……せめて連れて行って欲しかったよー!」
塞「うっ!」ズキン
豊音「さえー……」グシュ..
塞(涙目の豊音……せめて幼稚園に入る前に見れてたら……)ゴクリ
白望「…………」
白望(塞……幼女時代の豊音を想像してるのかな…………ちょっとだけ……ムカっとする)
白望「……豊音、かわいそう……」ボソリ
豊音「シロ……」グス
塞「!ちょ、ちょっとシロ!あんたねぇ」
白望「連れて行ってあげればいい」
豊音「!」ワァ..
塞「でも……豊音の能力知ってるでしょ?」ヒソヒソ
白望「……対象の能力値をパワーアップさせる……」
塞「その通り。それだけなら問題どころか、かなり有効な能力ね……でも豊音の場合は……」
白望「……敵も同時にパワーアップさせるね」
塞「そうよ!範囲内の人間を全員パワーアップさせる!そしてパワーアップした人間の傍に近寄ったらその人もパワーアップする。結局意味ないのよ?」
白望「………………」
塞「それどころか……パワーアップした分だけ倒すのに時間がかかるから、連合軍に人数で負けてるリリーブライド軍には不利な能力。だから泣く泣く置いていったんじゃない」
豊音「…………」シュン..
エイスリン「トヨネ……ファイト」(豊音の背中をポンポンと撫でる)
塞「しかも豊音自身はパワーアップできないから、危険な目に合うだろうし……」
白望「………まぁ、ね」
豊音「ぐす……1人はやだよー……ちょーさみしいよー」
塞「う……」ピクッ
白望(……あ、塞……良心が痛んでる?)
塞(……今ここで豊音に〔幼女領域(ようじょ・フィールド)〕を使って触りまくりたい…………けどさすがにダメよね……)ムラ
白望(…………いや、興奮してるのか)ハァ
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