6:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 19:07:38.95 ID:GtDeTynyo
【裏道】
女性たち「………………」テクテク
咲「………………」
咲(しまったなぁ……お父さんに『18禁コーナーでは周りをよく見ろ。学校の先生とバッタリなんてこともあるからな』って何度も言われてたのに……本に集中しすぎてたよ……あーあ……)
咲「…………」
咲(……この人たち、私に何の用だろう?報復、とか……?)ゾワッ
女性A「…………この辺りでいいですね」
咲「っ!」ビク
女性A「……宮永咲さん……」
咲「は、はい……」
女性A「先の戦いでは、姉の宮永照と共にリリーブライドの勝利に貢献……そうですね?」
咲「え?あ、えと…………そう、なるのかもしれないです……」
女性B「急にこんなところに連れてきておいてなんですけど、怖がらなくて大丈夫です。私たちはただ、あなたと戦いたいだけですから」
咲「!」
女性C「そう……百合妄想士として、優れた者との勝負もまた楽しみの1つ……」
女性D「そして、その勝負を受けることは強者の義務!」
咲「で、でも私……新刊を読まないといけなくて……」
女性A「わかりました」
咲(あ、納得してくれた。よかった)
女性A「では、早く終わるよう……今すぐ勝負です!」カッ!
咲「!!」
女性A《この×せつ!『お嬢様をお守りいたします』と言う刹那に…》
咲(わわっ……問答無用だ!?)アワワ
女性C《ブレンナーとエレオノーレのありえたかもしれない未来とは…!》
咲「う……っ」
咲(こうなったら……私もやるしかないよっ!)
咲《お姉ちゃんが風邪を引いた時!お尻にネギを入れれば治ると言って無理やり脱がし…そのまま最後まで……》
女性たち「きゃああ!!」
バタバタバタ..
咲「?」
咲(あれ……?一発で終わっちゃった……)
あまりの手応えのなさに拍子抜けの咲。
それも無理もない。東西決戦という激戦を潜り抜けてきた咲は、今や全国屈指の百合妄想士へと成長していたからだ。
さらに姉との電話に加え、新刊をゲットしたホクホク感も相まって、百合に対するやる気は十分で絶好調。パワーに+30されている。
咲「…………」
咲(えっと……もう帰っていいのかな?)
女性A「…………素晴らしい」ムクリ
咲「あ」
女性B・C・D・E「」ムクリ..ムクリ..
咲(全員立ち上がった……まだフラついてるけど)
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