78:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 20:31:44.80 ID:GtDeTynyo
久美子(でも、会長の場合はハンドスピードがすごいから間に合っちゃうんだよね。あっという間にスカートを抑え込んで……)
恵「……あ…………」
久美子「ぇ……」
恵「…………」バサッ..
久美子「………………」
恵「…………では、お先に失礼する」テクテク..
久美子「………………」
久美子(今…………ほんの少しだけど…………パンツが…………見えた?)
あまりの出来事に、久美子は放心する。
常に恵のパンチラを狙い続け、様々な手で仕掛けてきた久美子だったが、
実際のところは、恵の鉄壁さを再確認したいがために行っている、という側面が強かった。
恵が信念を曲げない限り、リリーブライドは負けない。そう信じているから。
そんな恵が、初めてパンチラを許した。
ほんのわずかだが布地が見えた。もちろんお尻もちょっぴり見えた。
その事実が久美子にもたらしたのは、恵に勝利したという喜びなどではなく、458プロとの戦いを前に暗雲が立ち込める予感と、
原村恵の信念が弱まってしまったのかもしれないという疑惑だ。
久美子「…………会長……」
ただ、久美子はまだ幸せだったのかもしれない。
パンチラを見たとは言っても、見えたのはわずかであり、しかもお尻部分だった。
もし正面から見ていたら、きっと慟哭しただろう。
何故なら……歩く清楚と呼ばれた原村恵のパンツ、その股間部分に尿漏れの跡があったからだ。
年齢による避けがたい事情……しかしそれはセーラー服には相容れぬもの。
どれほどプリーツを乱さぬように歩いていても、一歩一歩が尿漏れと共にあるのでは、清楚とは言えない。
ピカピカに磨かれて光る床の反射によって自らの過ちを目の辺りにしてしまった恵は、
久美子以上に絶望を感じつつも、心の内に封じ込め、家路へ急ぐ。
今はとにかく熱い風呂に入りたい……。それだけを考えて―――
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