過去ログ - 【咲-saki- 】京太郎「麻雀郷?」咲「そうよ、京太郎さん」【東方】
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11:名無しNIPPER[sage]
2015/05/28(木) 01:29:41.07 ID:Ridt1cI40
咲「流石京ちゃん、話が分かるね!」

淡「そうと決まれば、早速着替えちゃおっか!スミマセーン!」

やっぱり女の子って奴は思い切りがいいよなぁ、俺なら絶対躊躇する。
と、そんなことより淡のやつは呼んだ店員に、色々注文しているようだ。
店員がメモを取り終わると、今度はこちらに向かってきた。

店員「お客様、こちらへどうぞ」

京太郎「はい、分かりま……」

店員の誘導に従おうとして、立ち上がった俺だったのだが……なんだろう、違和感の様なものを感じた。
それは目の前の店員からなのだが……目で見ても店員の外観に違和感など微塵もない、ただのメイドコスのお姉さんだ。

店員「……何か?」

京太郎「あ、いえ、多分気のせいです」

俺の様子を訝しむように見た店員に、焦った俺は彼女の誘導に素直に従った。
彼女の後についていくと、男性用の衣装部屋に案内された。
そして、山のようにあるコスチュームの群れ(多分この表現であっている)から店員は何のこともなさ気に服を選び取りだした。

店員「こちらがお客様の注文の衣装です」

京太郎「ん?これって……」

そう、確か当方だか東方だかのキャラクターの衣装だ。
前に咲にオススメされて、とりあえずPCで設定とかは調べたりしたはず。
……その時点で何かを感じ取っておけば、俺はこんな場所にはいなかったであろうと思いながらため息をつくと、店員が外に出たのを確認してから衣装を着てみる。
青と黒、線に白を使っている民族装束(アイヌっぽい?)のような模様の和装に……。

京太郎「伊達眼鏡……」

生まれてこの方眼鏡とは無縁だったため、新鮮な感覚だった。
かけると不思議と気持ちが引き締まる気がする、いや、ただの気のせいかもしれないが。
それから、この衣装のキャラについて思い返していた。

京太郎「確か魔法の森っていう場所の入り口で古道具屋をやってる人なんだっけ……なんとなく感性が独特そうだな」

魔法の森とか、確実に危険そうな名前の森の近くにいるんだし……確実に変人であろうことが予測できる。
そんなキャラのコスプレをするのか……上手くキャラになりきるってのはレベル高そうだ。

店員「お客様、よろしいですか?」

京太郎「あ、はい!もう着替え終わったんで」

外で待機していた店員が見計らったように声をかけてきた、流石プロだな。
俺は衣装部屋を出ると、彼女は笑顔で出迎えてくれた。


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