過去ログ - 輝子「今日、私は少し、恋を知る」
1- 20
13:名無しNIPPER
2015/05/28(木) 21:08:01.33 ID:PN/tlU9u0



亜季「なるほど、そういう話でありましたか」

輝子「フヒッ…は、恥ずかしいなこれ…」

亜季「いやいや、よくぞ話されたものです。立派ですよ!」



ほめてもらえるのはうれしいけど、

こういうのは、ホント慣れないな。

ボッチ生活が長いもので、なんてな。



亜季「好きなんですね、Paチームのプロデューサー殿のこと」

輝子「う、うん。でも親友として好き…というのと、その先って、その、わからないというか」

亜季「うんうん」



亜季さんがニコニコしている。

亜季さんはふだん、サバゲー? のことばっかり言ってるように見えるけど、

実はしっかりしたお姉さんでも、あると思う。



亜季「なるほどぉ…。ただあいにく、私もそのテの話は得意でないもので…」

輝子「そ、そうなのか…」



亜季「しかし、しかしね! 物でも人でもそうですが、好きという気持ちを大切にするのはよいことですよ!」ガタッ

輝子「そ、そう…?」

亜季「そうですとも! それに恋愛であろうとなかろうと、パートナーとの熱き信頼関係というものは、幾多の試練を前にとても大事なものです! 古今東西の英雄譚で示されている事実でありましょう!」



楽しそうだ。亜季さんらしい、ね。



亜季「答えは一つではありませんし、好きの形も自由です! しかしだからこそ、信頼や親愛、感謝の気持ちなどはきちんと伝えるべきであります!」



演説を聞いているみたいだ。カッコイイ。



輝子「あ、ありがとう。参考に…なるよ」

亜季「なんのなんの! このくらいしか私には言えませんが!」



元気だし、スタイルもいいし、イケてる人だな。すごいな。



輝子「カッコイイ…ね」

亜季「お言葉、感謝であります!」ニコー

輝子「…亜季さんは、その、好きな人とか、いるの?」

亜季「えっ?」



一瞬、沈黙が広がる。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
43Res/40.91 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice