過去ログ - 輝子「今日、私は少し、恋を知る」
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17:名無しNIPPER
2015/05/28(木) 21:16:04.22 ID:PN/tlU9u0
輝子「フヒ…」
少しして、再びこちらを向いた亜季さん。
いつもの笑顔だ。
亜季「…さて、どうなんでしょうな。まだ私にもわかりません」
顔はまだちょっとだけ、赤い気がする。
だけど、勇ましい、いつもの亜季さんだった。
亜季「わかりませんが、今は夢中になれることもあり、仲間にも恵まれ、プロデューサー殿にもよくして頂いております」
輝子「う、うん」
小梅「うん」
亜季「思うことはいろいろ、私もありますよ。けれどそれは仕事と同じく、今は一つずつ、確実に歩を進めていくだけであります!」ビシッ
輝子「カ、カッコイイね、亜季さん」
小梅「そうだね」
ホントに、カッコイイと思う。
亜季「むーん! こんな話をしていたら、何かムズムズしてきますな! 少し早いですが、レッスン室で身体を動かしてくることにします!」
亜季さんは立ち上がると、大きく伸びをして、
私たちの方に向き直した。
亜季「輝子殿、今日はありがとうございました。きちんと相談に乗れなくて申し訳ありません。ですが、刺激になる時間だったと思います。輝子殿にも、私にも」
輝子「フヒッ…そんな、かしこまらないで…あ、でも、こちらこそ、ありがとうございました」
亜季「小梅殿、またゆっくりお話でも致しましょう。今度は小梅殿の話も聞いてみたいところであります」
小梅「あ、はい、私もお話したいです。ありがとうございました…」
亜季「では今日はこれで! お疲れさまです!」
ガチャ バタン
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