過去ログ - 電「さぁ深海艦載機ちゃんご飯の時間なのですよー」
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6:名無しNIPPER
2015/05/28(木) 22:36:35.66 ID:CgydyP8w0
ザザァァ…ザザァァ…

波の音がとても静かだった。
熱に浮かれた鎮守府から出ると二人の頬を心地よい夜風が撫でる。

暁「ふぁぁ…」

電「ほら…もうちょっとなのです。浜辺で少し休めば良くなるのです」

暁「う…ん…きぼちわるい…」

電「よしよしなのです」

暁「ごべんなざぁい…」

電「ほら着いたのです。座るのです」



ほんの数時間前には黒煙を上げ炎渦巻く海上にいた電には今目の前にある静かな海が同じ海には見えなかった。

授業で習った深海悽艦は何者で何が目的かも分かっていないと言っていた。

でも実際に戦って電が強く感じた事。

それは「沈みたくない・生きたい」

という意思だけはどの敵も持っているという事だ。



そして電が放った魚雷を受けそうになる深海悽艦を庇い沈んだ敵艦もいた。

「自分を擲ってでも守りたい大切な人がいる」

戦闘海域から帰投して…みんなの笑顔を見て…素直に喜べない自分が不思議だった。




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