過去ログ - いろは「おかえりなさい、あ、あなた」八幡「……やっぱ先輩にするか……」
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226:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:51:16.38 ID:qijCRTBso
八幡「なに、どしたの……」

いろは「もう言葉で伝えるのは無理です。全然、足りません」

八幡「は、はぁ……」
以下略



227:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:52:06.69 ID:qijCRTBso
いろは「えー?いいじゃないですかー、サービスですよサービス」

八幡「恥ずかしいんだよ……。お前可愛いから注目集めるし……」

いろは「いいじゃないですか。見せつけてやりましょう」
以下略



228:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:53:11.62 ID:qijCRTBso
いろは「いいからこのまま行きますよー。ご両親に早く許可取って、式場とか考えましょう」

八幡「そうだな、早めに決めとかないとな」

いろは「さぁ、せんぱい早く早くー」
以下略



229:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:54:03.40 ID:qijCRTBso
八幡「いや、俺には披露宴会場埋めれるほど呼ぶ奴いねぇんだよ、どうすりゃいいんだ……」

いろは「わたしも会社の上司とか、別に来てほしくはないんですよねー。挨拶の依頼とか順番とか、余計な気使いたくないです」

八幡「……式と披露宴は身内だけにして、二次会はどっか店貸し切って友達とか同僚呼ぶとか、ありか?」
以下略



230:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:55:29.98 ID:qijCRTBso
いろは「それは嫌ですね……。でも確かにまだお金もそんなにありませんし、小さいとこでいいなら選択肢も広がりますから、身内だけにしましょっか」

八幡「おお。それにしても場所とかドレスとか、まだまだ決めることたくさんあるな……。婚約から期間空けてよかったかもな」

いろは「そうですねー。あ、うちの親にはわたしから説明しときますね。じゃあまずは会場とか、一緒に探しましょうか」
以下略



231:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:56:16.92 ID:qijCRTBso
いろは「そうかもですけど……許されるようになることも、あるじゃないですか……」

八幡「……例えば?」

いろは「……子作りとか」
以下略



232:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:57:08.70 ID:qijCRTBso
八幡「これ、書いてくれ」

いろは「……はい。な、なんか緊張しますねこれ」

八幡「俺も緊張した……。あと証人は両親でいいだろ?週末に実家戻ってそれぞれ書いてもらおうぜ」
以下略



233:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 14:58:01.08 ID:qijCRTBso
いろは「わたしも……感謝しかありません。わたしってきっと、高校であの嫌がらせされてなかったらせんぱいと会えてないんですよね。人生って、わかんないですね」

八幡「俺もあんなに捻くれてなかったらあそこにはいなかったしな。まぁあれからそんな成長はしてねぇけど」

いろは「いろんな人に、感謝しないといけませんよね。わたしたちは」
以下略



234:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 15:00:07.18 ID:qijCRTBso
八幡「披露宴は親族だけだから……。でも、終わったあとちょっとだけ見てもらおうかと思って、もう言ってある」

いろは「……なんだ。そうなんですか」

八幡「お前も一緒だからな」
以下略



235:名無しNIPPER[sage saga]
2015/06/06(土) 15:01:03.97 ID:qijCRTBso
八幡「俺もお前のお婿さんか。専業主夫にはなれなそうだけど、幸せにはなれるかな」

いろは「なりましょう。なれますよ。わたしと、せんぱいなら」

八幡「……理屈とか論理とか根拠なんか何もないのに、お前の言葉は信じられるな。不思議だ」
以下略



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