過去ログ - 夜神月「デスノートで女子とヤりまくる!」
1- 20
139: ◆wiMUMRZ5cA[saga]
2015/06/01(月) 21:09:32.88 ID:/qJwVkq+0
page.XXX
私は独房の中にいた。
「リューク 私を殺して」
「いいのか? お前がノートを手放して記憶を失えば元の生活に戻れるかもしれないぞ」
戻りたいとは思わない。
今の私にはここが一番落ち着く。
この場所から私は行くんだ。
お兄ちゃんのいるところに。
「いいの 殺して」
「わかった 書こう」
死ぬのは怖い。
すごく怖い。
でもお兄ちゃんに会えると思ったら嬉しかった。
やっとお兄ちゃんに会える。
時間はかかっちゃったけどまだ待っててくれてるよね。
急に胸が苦しくなった。
痛い。
苦しい。
意識が遠くなる。
身体の感覚がなくなる。
もうどこも痛くない。
温度も感じない。
今、私は笑っているんだろうか。
それとも泣いているんだろうか。
泣いていたらきっとお兄ちゃんに笑われるだろう。
早くお兄ちゃんの笑った顔が見たい。
次に会った時は……今度こそお兄ちゃんと……――
「粧裕、勉強くらい一人で出来るようになれよ」
「えへへっ だってお兄ちゃん一人じゃ寂しいかと思って」
「寂しいのはおまえだろ 全く、子供なんだから」
「もう大人だもん ――お兄ちゃんよりも同い年だね」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
146Res/113.57 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice