過去ログ - ライダー「さてマッサージしましょうか、マスター?」
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12:名無しNIPPER
2015/05/31(日) 00:25:33.22 ID:S0Y0GGJYO
ライダー「それでは、力まないでくださいね」

ライダーが私の足首から太ももまで、圧迫するように掴んではそのままゆっくりと手が昇ってくる。

ズズズッ、ズチュ…

泡立った石鹸と肌をすり合わせる音。
前後に身体を揺らし、何度となく背中に彼女の柔らかな乳房と肌が擦れる。

なんとなくだが、自分が疲れて、こうなってしまったんだとわかってしまった。
なぜなら体を揉まれるたびに襲ってくるこの衝動が睡魔だとわかってしまったからだ。

触れている彼女もわかっているだろうが、されている私もなんとなくわかった。
彼女の手の柔らかな感触に比べ明らかに私の内側は《石》を入れていると錯覚しそうになる。
その《石》が疲労で、彼女が「凝っている」と指した物なのだろう。
彼女はその《石》をゆっくり砕き、私の血液に溶かすように少しずつ、少しずつ、握り方や握る場所を様々に変えながら私の脚を揉み続ける。

ライダー「なぜ、こんなになるまで相談してくれなかったんですか…」

ボソッと、囁くような声が耳元から聞こえた。
囁きはくすぐったく、いつもの私であれば発狂するのだろう。
だが、耐えた。
私の脚を優しく、懸命に癒そうとする友達にそんなふざけた事はしたくなかった。

「ごめ、んなさい…」

きっと聞こえているし、それで寂しそうな顔を彼女はするんだろう。
いや思えば風呂に来て、暴れている私の髪や身体中の落書き後くらい簡単に見抜いていたんだろう。

ライダー「…こちらの脚はこのくらいで、反対の脚をやります、マスター…痛くないですか?」

「うん?…うん、痛くない。むしろ気持ちよかった、脚も軽くなったよライダー」

ならばせめて問題無いと、君のおかげで今から元気になるからと、顔や仕草でアピールしてみよう。
きっとすぐ見抜くだろうが、それが貴女を手放さなかった私の義務だ。

クスッと彼女は笑う。耳元で囁く「そうですか、少しも効いてないのではと内心不安でした」。
ああ、どうやら私はまだ力んでいたらしい。

せめて彼女の期待に近づけるように、やっと体がマッサージを受け入れる姿勢を覚えてきた。

彼女が私の反対の脚に手を触れ先ほどのマッサージを始めた時。
彼女の滑らかな、美しく長い髪の束が私の股の間に滑り込んできた。


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